1995年に発表され、世界中のクリエイターに大きな影響を与えた押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』がリニューアル作品として7月12日(土)から東京・ミラノ座ほか全国5都市で限定公開される。 今回リニューアルされる作品は『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』と名付けられ、押井監督自らが全カットを完全リニューアルしているほか、新作3DCGカットや新しいデジタルカットを加えているのが特徴である。
押井監督は8月に待望の新作『スカイ・クロラ』を発表することがすでにアナウンスされており、ファンの期待感は十分に高まっていた中でのサプライズとなった。作品の完成は6月中旬を予定しており、最新の映像がすぐさま観客の前に届けられることになる。 前身となる『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の発表から13年。これまでに、ウォシャウスキー兄弟やリュック・ベッソン氏ら、多くの世界的なクリエイターがこの作品からの影響を表明している。 今回、様々な部分がリニューアルされ、再びスクリーンの巨大な画面・豪華な音響で姿を現す。前作を見た人も、テレビシリーズ「Stand Alone Complex」で知った人も、これらのクリエイターのリスペクトで知った人も、「2.0」にバージョンアップした『攻殻機動隊』は劇場で体感しておきたい作品だ。