NHK教育で石ノ森特集番組 「サイボーグ009」を読み解く | アニメ!アニメ!

NHK教育で石ノ森特集番組 「サイボーグ009」を読み解く

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 5月25日のNHK教育テレビETV特集は、マンガ家故石ノ森章太郎さんとその作品『サイボーグ009』をフォーカスする。夜10時から11時半までおよそ1時間半にわたり放映される「石ノ森章太郎・サイボーグ009を作った男」である。
 番組は今年で生誕70周年を迎えた石ノ森章太郎さんを記念するプロジェクトの一環である。テレビで放映された作品群とは大きく異なり、より暗く人間へのシニカルな洞察を行う原作マンガの『サイボーグ009』を読み解くものとなる。

 『サイボーグ009』は、1964年に「週刊少年キング」にて連載開始した。その後も、複数の出版社、雑誌で連載が続けられた。戦後の日本マンガを代表する作品のひとつである。アニメ作品も劇場版が『サイボーグ009』、『サイボーグ009 怪獣戦争』、『サイボーグ009 超銀河伝説』など、テレビシリーズは3作が制作されている。
 作品はサイボーグとして改造された国籍も年齢も違う9人の男女が、死の商人ブラックゴースト団と戦う物語からスタートした。しかし、物語は長年にわたり連載されるなかで、様々なテーマ性を持ち多くの人に感銘を与え続けている。

 番組では石ノ森作品に深い感銘を受けた精神科医名越康文さんが、石ノ森さんの関係者や遺族から作品についての様々な証言を聞く。また石ノ森作品に強い関心を持つハリウッドのプロデューサー マイケル・ウスラン氏、宗教学者植島啓司氏、政治学者姜尚中氏、解剖学者養老孟司氏それぞれと対談を行う。
 さらに今回初公開となる石ノ森晩年の直筆メモなどを手がかりに、さらに深く『サイボーグ009』に迫る。番組は『サイボーグ009』をさらに知るための手がかりとなりそうだ。

 NHKでは今年3月にもBSアニメ夜話の特集として、7日間31時間以上にわたり石ノ森章太郎さんの作品世界を集中特集した「とことん!石ノ森章太郎」を放映している。番組は幅広い年代、ジャンルにわたる同氏の作品を紹介して好評を博した。
 今回はそれに続く特集となるが、「とことん!石ノ森章太郎」が様々な作品から見た石ノ森であったのに対して、今回は原作『サイボーグ009』を通じて、作家石ノ森章太郎にフォーカスしたもののようだ。

 石森プロダクションは、石ノ森章太郎生誕70周年記念にあたることから各種イベントや記念商品の発売、記念企画などを実施している。今後も様々な場面で、石ノ森作品にふれる機会が増えそうだ。

ETV特集 /http://www.nhk.or.jp/etv21c/
石森プロ公式サイト /http://www.ishimoripro.com/
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