5月5日こどもの日に、スペインでは初の試みとなるマンガ喫茶がバルセロナ市にオープンする。「MANGA ROOM」と名付けられたお店は、マンガ喫茶とアニメショップのふたつのスペースを組み合わせたものだ。 マンガ喫茶はアジアやアメリカ、あるいはフランスなどでの展開例はあるが、スペインでは初めになるという。スペインは、ヨーロッパのなかでも日本のアニメ・マンガの人気が高い地域だけ、今回の「MANGA ROOM」がスペイン初のというのはやや意外な感じもある。しかし、それだけに、今後の展開も期待出来そうだ。 ショップではフィギュアやポスター、トレーディングカード、アクセサリーなど5000点以上のアイテムが並べられる。多くは、日本で発売された限定品など輸入品になるという。 また、マンガ喫茶のゾーンは、Biblioteca Manga(マンガ図書館)と名付けられる。これはマンガ喫茶に馴染みがないスペインのファンにイメージが思いつき易いように配慮したものである。ここではスペイン語版のマンガのほか、日本版のマンガも含めておよそ1000冊を楽しむことが出来る。 日本のマンガ喫茶と同様にドリンクサービスも行われ、ノートパソコンを持ち込めばインターネットも利用できるので、使い勝手はよさそうだ。 アニメ・マンガ文化と伴に、マンガ喫茶の文化がスペインに根付くのか注目である。「MANGA ROOM」 (スペイン語) /http://www.mangaroom.es/