「オオカミくんはピアニスト」 カンヌ映画祭公式上映作品に | アニメ!アニメ!

「オオカミくんはピアニスト」 カンヌ映画祭公式上映作品に

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 絵本を原作にした短編アニメ『オオカミくんはピアニスト』が第61回カンヌ国際映画祭で公式上映されることが決定した。作品は絵本作家石田真理さんの同名の本を原作に、ライツエンタテインメントが製作を行っている。音楽がテーマになっており、主人公の「オオカミくん」が自立する姿を描く物語である。
 作品はこれまでも既に、シッチェス・カタロニア映画祭やクレルモフェラン国際短編映画祭など数多くの国際的な舞台で高い評価を受けてきた。今回は、いよいよ世界最大の国際映画祭でその映像を披露する。

 カンヌ国際映画祭は、毎年フランス・カンヌ市で開催される。世界で最も注目度の高い映画祭のひとつで、分野を問わず公式上映作品に選出されるには厳しい審査が行われる。そうしたなかで今回『オオカミくんはピアニスト』は、今年のカンヌ映画祭で唯一の日本アニメとして、ショートフィルムコーナーで上映される。
 観客から注目されそうなのは、絵本の世界を見事に表現した映像である。アーティステックな表現では国内有数の評価を持つSTUDIO 4とクリエイター陣が制作を手がけている。監督は岩堀利樹さんと清水保行さん、サウンドデザイン・音響コーディネーターに、『鉄コン筋コンクリート』の監督マイケル・アリアスさんとサウンドデザインのミッチ・オシアスさんが参加している。

 さらに映画音楽をピアニスト、作曲家として名高いファジル・サイ氏が担当するのが見所となっている。STUDIO 4の技術が、実際のピアノ演奏とアニメーションの指の動き、足のペダルの動きをシンクロを実現した。これは、世界初の試みだと言う。
 また作品は信託ビジネスを手がけるライツ信託が著作権信託を受託するなど企画面でも様々な新しい試みが行われている。今回の『オオカミくんはピアニスト』のカンヌ映画祭公式上映は、映像プロデュースの世界にも一石を投じそうだ。

『オオカミくんはピアニスト』 /http://blogs.yahoo.co.jp/wolfiethepianist
カンヌ国際映画祭 /http://www.festival-cannes.fr/en.html
カンヌ国際映画祭ショートアニメーションフィルムコーナー
/http://www.shortfilmcorner.com/indexsfc_us.htm

ライツ信託 /http://www.rights-trust.jp/

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