出崎統監督 新作「ウルトラヴァイオレット」製作記者会見 | アニメ!アニメ!

出崎統監督 新作「ウルトラヴァイオレット」製作記者会見

イベント・レポート

 3月27日、新作テレビアニメ『ウルトラヴァイオレット コード044』の製作記者会見が、東京国際アニメフェア2008で開催された。
 『ウルトラヴァイオ+レット コード044』は、人気アニメチャンネルのアニマックスが開局10周年を記念して製作する。世界的なメディアグループであるソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが全世界に向けて放送を行う予定である。国内では2008年7月1日からアニマックスで放送する。
 製作記者会見には監督の出崎統さん、マッドハウスのプロデューサー丸山正雄さん、それに番組の主役044(フォーティーフォー)を演じる朴璐美さんがゲスト出演した。

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 作品の原作映画『ウルトラヴァイオレット』は2006年に製作されたSF作品である。主演のミラ・ジョヴォヴィッチによる派手なアクションが見所となっている。SFファンやアクションファンから大きな支持を得ている。
 今回のアニメ化では映画の世界観を基に、映画の舞台となった時代からさらに50~60年後の世界を描くオリジナルストーリーとして展開する。

 作品の見所は、高い映像クオリティで知られるアニメスタジオ マッドハウスが制作することである。さらにマッドハウス創設メンバーである出崎統監督と丸山正雄プロデューサーの2人が十数年ぶりにタッグを組む。
 マッドハウスは『パプリカ』や『時をかける少女』など、数々の傑作、話題のアニメを送り出すいま最も注目されているスタジオでもある。
 一方、出崎監督は『あしたのジョー』や『エースをねらえ!』、『ベルサイユのばら』、『コブラ』など代表作は数多い。近年は劇場版『とっとこハム太郎』シリーズや、劇場版『AIR』も手がける。

 製作記者会見で出崎監督は「オリジナルストーリーということで、久しぶりに大人向けにハードな作品を思いっきりできるという気がする」と得意とするアクションアニメに意欲をみせる。
 アニメファンにはよく知られる出崎監督の独特の表現や演出にも期待が高まるが、監督は「そうした演出は、ドラマの良さから自然体で演出した結果」と格別意識したものでないと話す。それでも、「今回も「自分に期待して」演出することを心がける」というから、派手な演出が期待出来そうだ。

 また、丸山プロデューサーは今回の企画について、このクールなテイストは「統ちゃんしかいない」と話す。2人のタッグについては「年が年なので、そろそろやっておかないと」と会場を沸かせた。一方で、「上手くいったらこのコンビで続々やりたい」と今後への野心も感じさせた。
 朴璐美さんは、”バイオレンスもの”という出演のオファーに対して即答した。その後で、作品の大物監督の名を聞いた際に、思わず怯んでしまったという。しかし、「緊張感と熱さを持つ監督とプロデューサー2人と仕事をできることを幸せに感じている」という。
 そして「作品に全力で臨みたい。役作りについては、キャラクターの正義感と自分の感情をシンクロさせて演じていきたい」と作品への意欲を語った。
 最後に出崎監督は「全身全霊で燃え尽きるまで頑張ります」と、これからの制作に意気込みを見せた。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント /http://www.sonypictures.jp/
アニマックス 公式サイト /http://www.animax.co.jp/
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