NYで最優秀賞2冠!『秘密結社鷹の爪』第2弾驚きの企画 | アニメ!アニメ!

NYで最優秀賞2冠!『秘密結社鷹の爪』第2弾驚きの企画

イベント・レポート

 テレビシリーズ初のFLASHアニメ、さらに世界初の劇場用FLASHアニメで大ヒットを記録した『秘密結社 鷹の爪』シリーズが、2008年5月の第2弾の公開に向けて様々な仕掛けを行う。
 東京国際アニメフェア2008で行われた製作発表記者会見では、世界初となる映画のネーミングライツの発表が行われ、様々な計画の詳細が明らかになった。

 登壇したのは監督のFROGMANさん、サントリー宣伝部の泉田豊さん、ソニー・ミュージックジャパン・インターナショナルの藤村健司さん。
 挨拶の後、島根県溝口善兵衛知事より、応援のビデオレターが届いた。今回の映画で島根県が舞台となることを喜ぶコメントが発せられた。これまで数々の蛙男紹介で島根を舞台にしているFROGMANさんと溝口知事は旧知の間柄である。

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 前作『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE~総統は二度死ぬ~』は、先頃、ニューヨーク国際インデペンデント映画祭に正式出品されている。そして、コンペティションでは、同映画祭のアニメーション部門 最優秀作品賞、アニメーション部門 国際アニメーション 最優秀監督賞の2部門を受賞したことを明らかにした。
 FROGMANさんは「一切誤魔化しの効かないエンターテイメントの中心地NYで最高の賞を受賞できたとは本当に夢のようです」と語る。
 この朗報はこの日の記者会見の前日にもたらされた。映画祭の会場は常に大爆笑で、スタンディングオベーションも起きた。海外からは作品への配給オファーが続々届いているという。

 FROGMANさんは会見で『鷹の爪』の製作秘話を語った。実は本シリーズはそもそも北米向けの企画として始まったものだ。正義と悪の結社という二項対立からシニカルなテイストを盛り込んでいる。
 映画前作では、どの場面でどの程度予算を使ったかを知らせるバジェットゲージシステムや、劇中に告白タイムなど、視聴者を巻き込む企画を数多く盛り込んでいる。
 今作はそうした参加型のエンターテイメントがさらに加速し、ネットで集めた声を利用して「1万人の声優チャレンジ」を行う。

 主題歌を歌うのはイギリスのチャートでNo.1を記録した大型新人グループ the HOOSiERS 。会見ではPVも流された。
 アーティスト担当の藤村さんによると彼らはエンターテイナー気質が高く、DVDを見たところ快諾し、主題歌の『Goodbye Mr A』が決定した。FROGMANさんも「歌詞の内容が結構シニカルで、作品との親和性が高い」と語り、普通の音楽タイアップではない驚きの使い方をすることも考えているようだ。

 最後に、ネーミングライツの内容が発表された。ネーミングライツとは公共施設やキャラクターに対し商品名を付ける宣伝方法である。今回、世界初の試みとして映画のサブタイトルにネーミングライツを行うという。これに応えたのはサントリーで、飲料水「黒烏龍茶」である。
 サントリーは「CCレモンホール」の名前を使うなど、すでにネーミングライツの活用に実績があり、今回の企画も実現した。

 FROGMANさんは「既存のものをどんどん取り込んでギャグにしていく」と、作品作りに自信をのぞかせる。物語は意外にも”泣ける”感動巨編になるという。これらの試みがどのように収束していくのか、5月24日の公開が楽しみである。

『秘密結社鷹の爪 THE MOVIE~私を愛した黒烏龍茶~』公式サイト
/http://www.takamovie.jp/
《animeanime》
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