松竹2008-09ラインナップ発表 3Dアニメ「よなよなペンギン」も | アニメ!アニメ!

松竹2008-09ラインナップ発表 3Dアニメ「よなよなペンギン」も

 松竹は、2月21日に2008年から2009年劇場公開予定の作品ライナップを発表した。今回発表されたなかでアニメ作品は、2009年公開予定のりんたろう監督、マッドハウス制作の『よなよなペンギン』の1作品のみとなっている。 
 松竹は2007年には、『河童のクゥと夏休み』

ニュース
注目記事
 松竹は、2月21日に2008年から2009年劇場公開予定の作品ライナップを発表した。今回発表されたなかでアニメ作品は、2009年公開予定のりんたろう監督、マッドハウス制作の『よなよなペンギン』の1作品のみとなっている。 
 松竹は2007年には、『河童のクゥと夏休み』、『ピアノの森』、『ベクシル -2077日本鎖国-』など6作品の劇場アニメを公開したが、2008-09シーズンは、劇場アニメはかなり減っている。

 しかし、『よなよなペンギン』だけでも、かなりインパクトが強力なラインナップである。作品は海外合作映画で、製作費は14億円とも伝えられる大型劇場映画だからだ。さらに『時をかける少女』や『パプリカ』などの次々にヒット映画、話題作を生み出すマッドハウスが制作を行なう。
 マッドハウスにとって初のフル3DCGアニメーションになるだけでなく、日本では珍しいフル3DCGのエンタテインメントアニメということから注目を浴びるだろう。

       yonayona.jpg
                    『よなよなペンギン』
 
 監督と原作は、『銀河鉄道999』や『メトロポリス』などの監督で知られたりんたろうさんである。また、脚本には、『それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ』や『火の鳥 鳳凰編』金春智子さん、さらにキャラクターデザインは、独特のイラストレーションで人気が高い寺田克也さんが行っている。
 映画が2009年のどの時期に公開されるかは明らかでないが、いつになるにしても大きな話題を呼ぶことは間違い。作品は海外でも展開するが、先に開催されたベルリン国際映画祭のフィルムマートなどでも次々に買い手つくなど海外ビジネスも好調である。

 アニメ以外では、昨今注目が高いマンガ・アニメ原作の実写映画が目立つ。昨年大ヒットになった『ゲゲゲの鬼太郎』の続編『ゲゲゲの鬼太郎2』(仮題)が今年7月、2009年には既に大きな話題を呼んでいる『ヤッターマン/YATTERMAN』、さら白土三平さんの傑作マンガ『カムイ外伝』が公開される。
 『ヤッターマン/YATTERMAN』は、4月から始まったテレビアニメ版も好調なスタートを切っているだけに、大きな期待が持てそうだ。
 また、特撮映画も、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』、『トミカヒーロー レスキューフォース』、『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』などのライナップとなっている。

松竹 /http://www.shochiku.co.jp/
 松竹ラインナップ /http://www.shochiku.co.jp/cinema/index.html#soon

『よなよなペンギン』
2009年 新宿ピカデリー ほか 全国ロードショー

【スタッフ】
原作: りんたろう/マッドハウス  
企画: 丸山正雄/りんたろう
監督: りんたろう 『銀河鉄道999』 『幻魔大戦』 『メトロポリス』
脚本:金春智子 『それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ』 『火の鳥 鳳凰編』
キャラクターデザイン: 寺田克也 『BLOOD THE LAST VAMPIRE』
制作: マッドハウス 『時をかける少女』 『パプリカ』 『ピアノの森』
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集