第11回メディア芸術祭 2月6日から開催 アニメ企画も多数 | アニメ!アニメ!

第11回メディア芸術祭 2月6日から開催 アニメ企画も多数

 2008年2月6日より第11回メディア芸術祭が六本木の国立新美術館で開催される。日本をはじめ、世界43ヶ国から集められた約160点のアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの優秀作品を一度に見ることができる注目のイベントである。

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 2008年2月6日より第11回メディア芸術祭が六本木の国立新美術館で開催される。日本をはじめ、世界43ヶ国から集められた約160点のアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの優秀作品を一度に見ることができる注目のイベントである。

 展示のほかに特徴的なのが毎回、ここでしか見られない特別な公演である。今年も豪華な顔ぶれの講演が予定されている。
 アニメーション部門の受賞者シンポジウムは、『河童のクゥと夏休み』で大賞を受賞した原恵一監督、『カフカ 田舎医者』で優秀賞を受賞した山村浩二監督、功労賞を受賞した辻真先さんが出演する。司会はアニメーション部門主査の鈴木伸一さんが行う。

 マンガ部門の受賞者シンポジウムは、『モリノアサガオ』で大賞を受賞した郷田マモラさんと、『鈴木先生』で優秀賞を受賞した武富健治さんが出演する。司会はマンガ部門主査のモンキー・パンチさんとマンガ部門審査委員しりあがり寿さん。
 また、マンガに関するテーマシンポジウムとして「なぜ、日本のマンガは世界を征したのか?」をテーマに東京大学大学院教授の浜野保樹さん、マンガ家の里中満智子さん、手塚プロダクション社長の松谷孝征さんが討論を行う。

 このほか、受賞者シンポジウムが全5本、テーマシンポジウムが全3本を実施するほか、「学生CGコンテスト受賞作品展」、表現のための新技術を紹介する「先端技術ショーケース'08」、海外のメディア芸術の祭典を紹介する「Media Art in the World」、アジアからの留学生と日本人学生が共同で短編アニメーションを制作する「アジア学生アニメコラボレーション」など、多彩なイベントが予定されている。
 会期中は、メインシアターでアニメ部門の優秀作品を中心に多数の作品が上映される。
【日詰明嘉】

文化庁メディア芸術祭 /http://plaza.bunka.go.jp/
会期: 2008年2月6日(水)~2月17日(日)10:00~18:00
    金曜は20:00迄(入館は閉館の30分前迄、2月12日休館)
会場: 国立新美術館【入場無料】
主催: 文化庁メディア芸術祭実行委員会
    [文化庁・国立新美術館・CG-ARTS協会]

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/文化庁メディア芸術祭大賞「河童のクゥと夏休み」 功労賞辻真先氏

主なシンポジウム

【アニメーション部門受賞者シンポジウム】 
日時:2月17日(日)13:30-15:00
司会:鈴木伸一  (アニメーション部門主査/アニメーション監督)
出演:原恵一 (大賞「河童のクゥと夏休み」)
   山村浩二 (優秀賞「カフカ田舎医者」)
   辻真先 (功労賞/脚本家)

【エンターテインメント部門受賞者シンポジウム1】 
日時:2月11日(月・祝)16:00-17:30
司会:水口哲也 (エンターテインメント部門主査/プロデューサー)
出演:太田敬三 (大賞「Wii Sports」)
   辻本良三 (優秀賞「モンスターハンターポータブル2nd」)
    小島秀夫 (優秀賞「メタルギアソリッド4」)

【エンターテインメント部門受賞者シンポジウム2】 
日時:2月16日(土)13:30-15:00
司会:福井信蔵
(エンターテインメント部門審査委員/クリエイティブディレクター)
出演:田中英生  (優秀賞「気づいていますか。」)

【マンガ部門受賞者シンポジウム】
日時:2月11日(月・祝)13:30-15:00
司会:モンキー・パンチ (マンガ部門主査/マンガ家)
   しりあがり寿  (マンガ部門審査委員/マンガ家)
出演:郷田マモラ  (大賞「モリノアサガオ」)
   武富健治 (優秀賞「鈴木先生」)

【なぜ、日本のマンガは世界を征したのか?】
日時:2月15日(金) 18:00-19:30
出演:浜野保樹 (メディア芸術祭運営委員/東京大学大学院教授)
   里中満智子 (マンガ家)
   松谷孝征 (手塚プロダクション 代表取締役社長)
《animeanime》
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