アングレームにマンガ専門の大型会場「マンガビルディング」登場 | アニメ!アニメ!

アングレームにマンガ専門の大型会場「マンガビルディング」登場

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 フランス・アングレーム市で1月24日から27日まで開催するアングレーム国際バンドデシネフェスティバルに、日本マンガ専門の特別会場「マンガビルディング」が登場する。
 アングレームはヨーロッパを代表するコミックス・マンガ文化のイベントで、毎年、世界中から注目されている。近年、マンガがヨーロッパのカルチャーシーンで存在感が増しているが、アングレームでは日本マンガを独立した会場で多方面から集中的に取り上げる。

 マンガビルディングはその名前の通り、フェスティバル開催期間中、ひとつのビルをまるごとマンガの紹介だけに利用する。会場では討論会、会議、講演会、上映会、展示会などが連日行われる。期間中開催されるCLAMP展や小池一夫原作、上村一夫作画の『修羅雪姫』の展覧会なども行われる。
 企画は盛りだくさんで、いくつかのイベントが同時進行するかたちだ。少年マンガの研究やマンガの吹き出しについて、創作の国際化の講演、マンガの描き方教室まで多種多様なイベントが用意される。
 特に期間中、日本から会場を訪れるマンガ家五十嵐大介さん、とりみきさん、澤井啓夫さんらの現地ファンとの交流イベントは人気を呼びそうだ。

 またマンガだけでなく、実写映画やアニメの上映も行う。既に原作がアングレームの公式作品に選出された『DEATH NOTE』の映画版、テレビアニメ版、『鉄コン筋クリート』の劇場アニメ、展覧会を行うCLAMP作品はテレビアニメを含めて多数の作品が上映となる。
 さらに、『時をかける少女』、『ブレイブ・ストーリー』、『シュヴァリエ』、『ボボボーボ・ボーボボ』といった作品もラインナップにあがっている。

 マンガは注目を浴びているとはいえ、ヨーロッパのバンドデシネ文化のなかではまだまだ傍流に過ぎない。特に、古くからのバンドデシネ文化の中心であるアングレームであればなおさらだ。
 今回のマンガに対する破格の取り上げかたは、ヨーロッパの専門家の間にも自分たちとは違うマンガ文化に対する関心が高いことを示している。こうしたなかで異なる文化が交じり合い、また大きな文化のムーブメントが起こるのかもしれない。

アングレーム国際バンドデシネフェスティバル /http://www.bdangouleme.com/
《animeanime》
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