テレビアニメの草創期から活躍した脚本家の鳥海尽三さんが17日、肝臓がんのため東京都新宿区の病院で死去した。78歳だった。

 鳥海さんは1929年北海道生まれ。日活の実写映画で脚本を執筆した後、テレビアニメの草創期から脚本家として活躍し、タツノコプロダクションの最初期の作品から関わり、タイムボカンシリーズをはじめとして『昆虫物語みなしごハッチ』『科学忍者隊ガッチャマン』『ヤッターマン』など70年代のタツノコアニメを支えた。
 同社企画文芸部長兼製作部長を経て、取締役企画本部長を歴任。タツノコプロ退社後は日本サンライズ企画部・竜の子プロ企画室に所属し、『鎧伝サムライトルーパー』 『ミスター味っ子』などの作品を手がけた。

 各種専門学校の講師も務め、1988年からはシナリオサークル鳳工房を主宰し、後進の育成に努めた。2000年には日本シナリオ作家協会より、シナリオ功労賞を受賞した。

鳳工房
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