「オオカミくんはピアニスト」仏映画祭企画で巡回上映 | アニメ!アニメ!

「オオカミくんはピアニスト」仏映画祭企画で巡回上映

 STUDIO4℃が制作する短編アニメーション『オオカミくんはピアニスト』(監督: 岩堀利樹、清水保行)が、世界最大の短編作品の映画祭と知られるクレルモンフェラン国際短編映画祭の「学校と子供達のためのプログラム」シネモバイル・セレクションの4つの作品選ばれた。

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 STUDIO4℃が制作する短編アニメーション『オオカミくんはピアニスト』(監督: 岩堀利樹、清水保行)が、世界最大の短編作品の映画祭と知られるクレルモンフェラン国際短編映画祭の「学校と子供達のためのプログラム」シネモバイル・セレクションの4つの作品選ばれた。
 クレルモンフェラン国際短編映画祭は、世界101ヶ国から応募のあった4538作品の中から特に優れた作品を紹介する。2月4日から8日までフランスのクレルモンフェラン市で開催される。

 シネモバイル・セレクション部門は子供たちに是非見せたい作品を特に選び出し紹介するものである。『オオカミくんはピアニスト』のほかにフランスから2作品、ドイツから1作品が選ばれている。作品は映画祭開催期間の5日間、小中学校や劇場などで巡回上映をされ、合計で2500名以上の子供が観ることになる。
 フランスで日本のアニメーションといえば、派手なアクションが売りのテレビアニメが大きな人気を博している。しかし、『オオカミくんはピアニスト』は、日本のアニメーションのまた異なった魅力を現地の子供たちにアピールすることになりそうだ。

 作品は石田真理さんの同名絵本を原作に、ライツエンタテインメント製作、ライツ信託が著作権の受託管理をしている。音楽をテーマにしたファンタジーをSTUDIO4℃が、アニメーション化した。ピアノ演奏とアニメーションのシンクロが見ものとなっている。
 『オオカミくんはピアニスト』は、これまでにもシッチェス・カタロニア国際映画祭コンペティション部門で上映されたほか、ベルリン国際短編映画祭コンペティション部門にもノミネートされるなど国際舞台で高い評価を受けている。

 またクレルモンフェラン国際短編映画祭では、コンペティション部門でも日本の作品が上映される。注目の高い国際コンペティションには、カナバングラフィックス制作の3DCGアニメーション『ウサビッチ』(監督: 富岡聡)が出品される。
 さらに「Labo」と呼ばれるより実験的な作品のコンペティション部門では加藤隆さんの『around』とモンノカズエさんとナガタタケシさんの『Pikapika, Lightning Doodle Project』が公式出品されている。

クレルモンフェラン国際短編映画祭
/http://www.clermont-filmfest.com/index.php?nlang=2

オオカミくんはピアニスト公式サイト /http://www.rightswatch.jp/okami/
ウサビッチ公式サイト /http://www.usavich.tv/
PIKAPIKA /http://tochka.jp/pikapika/
《animeanime》
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