NY映画批評家協会賞 アニメーション賞は「ペルセポリス」 | アニメ!アニメ!

NY映画批評家協会賞 アニメーション賞は「ペルセポリス」

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 12月10日、ニューヨーク映画批評家協会は今年の各映画賞を発表した。このうちアニメーション映画賞はフランスのアニメーション映画『ペルセポリス:PERSEPOLIS』に決定した。
 『ペルセポリス』はイラン出身の映画監督マルジャン・サトラピ氏の自伝コミックが原作となっている。1970年代から90年代のイランでの生活を描き出す。
 原作は世界30カ国で出版をされるベストセラーとなっている。今回の映画は、サトラピ監督がこれを自らアニメーション化した。

 映画は原作の評価に加えて、声優としてカトリーヌ・ド・ヌーヴさんやキアラ・マエストヤニさん(ド・ヌーヴさんの娘)などの有名俳優が出演して話題を呼んでいる。
 また『ペルセポリス』は今年のカンヌ映画祭にも出品され、審査委員賞を受賞している。これに対してイラン政府が、同国政府を批判する政治的な意図がある作品として抗議したことでも話題を呼んだ。原作者はこれに対して、『ペルセポリス』は普遍的な物語と語っている。

 今回、『ペルセポリス』をアニメーション賞に選んだニューヨーク映画批評家協会は、今年で73回目を迎える伝統のある映画賞である。しかし、アニメーション部門が設けられたのは1999年で、今年で8年目に過ぎない。
 そのなかでフランスのアニメーション映画の受賞は2003年の『ベルヴィル・ランデブー』(シルヴァン・ショメ監督)以来2度目である。
 また、『千と千尋の神隠し』と『ハウルの動く城』も同賞を受賞したことがあり、過去8回のうち4回までが海外作品となっている。同賞はハリウッドの大作映画主義に較べて、批評家好みの内容の深い作品を選出する傾向がある。
 『ペルセポリス』は、日本では12月22日より渋谷シネライズを皮切りに全国ロードショーとなる。

ニューヨーク映画批評家協会 /http://www.nyfcc.com/
『ペルセポリス:PERSEPOLIS』公式サイト /http://persepolis-movie.jp/
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