BLUE DRAGON Xboxの本場北米でTVアニメ展開 開始 | アニメ!アニメ!

BLUE DRAGON Xboxの本場北米でTVアニメ展開 開始

 米国のアニメ・マンガ関連企業の大手VIZメディアは、10月4日に北米・英語圏のファンに向けたTVアニメ『BLUE DRAGON』の公式サイトをオープンした。『BLUE DRAGON』は日本では、今年4月からテレビ東京系で放映されている。
 作品は同じ世界観をもとにしたXbox360向け

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 米国のアニメ・マンガ関連企業の大手VIZメディアは、10月4日に北米・英語圏のファンに向けたTVアニメ『BLUE DRAGON』の公式サイトをオープンした。『BLUE DRAGON』は日本では、今年4月からテレビ東京系で放映されている。
 作品は同じ世界観をもとにしたXbox360向けの同名のゲームソフトとテレビアニメを同時展開している。また、キャラクターデザインに人気マンガ家鳥山明さんが参加していることで、大きな話題を呼んだアドベンチャー作品である。

 VIZメディアは、この『BLUE DRAGON』の南北アメリカ全域とヨーロッパ、それにオセアニア地区のテレビ放映権とビデオグラム化権、ゲーム以外の商品化権を、テレビ東京と集英社から獲得した。
 公式サイトでは、いままでのところは『BLUE DRAGON』のテレビ放映やDVDの北米地区での発売などの予定は明らかにされていない。しかし、今後は積極的にビジネスの開拓を進めると見られる。

 作品は今年の春、大型新作アニメとして、東京国際アニメフェアでも紹介されている。番組は視聴率もよく反響もあるが、やや盛り上がりが欠ける面がある。
 それはやはり、作品の原作が日本ではゲーム機の普及が進んでいないXbox360向けのゲームソフトという面は否定できない。

 逆にXbox360は北米地域が世界で最も普及しており、コンソール(据え置き型)ゲーム機としての市場シェアも高く存在感が大きい。また、『BLUE DRAGON』のキャラクター原作の鳥山明さんは、大ヒット作『ドラゴンボール』のマンガ家としてこの地域では絶大な人気を誇る。
 『BLUE DRAGON』のビジネスの主戦場は、日本よりむしろ北米で、ここで成功を収める可能性は日本のそれよりもかなり高いだろう。むしろ、当初より『BLUE DRAGON』は海外市場をかなり意識していたところがあり、今回の北米進出は既定路線といってもいい。  
 ゲームソフトの『BLUE DRAGON』は、この8月に欧米で発売されたばかり。作品の宣伝も大掛かりだったことから、アニメ作品でも両地域での今後の展開に大きな期待がかかっている。

北米版BLUE DRAGON公式サイト
  /http://www.bluedragon.viz.com/  
TVアニメ BLUE DRAGON公式サイト(TV東京)
  /http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/bluedragon/
BLUE DRAGON公式サイト(Xbox360)
  /http://www.bluedragon.viz.com/
《animeanime》
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