presepe×まんたんウェブ×アニメ!アニメ! アニメ情報3サイト合同企画“2007年秋のアニメを語る座談会”第4回プレセペ /http://www.presepe.jp/まんたんウェブ /http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/対談者鈴木茂美(プレセペ)、渡辺圭(まんたんウェブ)、数土直志(アニメ!アニメ!)4. TVアニメ放映の昨今――あと、月曜7時の枠が再放送枠になるという話がありますね。数土:あれ、何をやるんですか?渡辺:聞いている話だと『宇宙戦艦ヤマト』という話はあります。数土:あと『ルパン3世』も名前が挙がってましたね。結局、『結界師』の後決まってなかったってことなんですよね?渡辺:そうですね。『結界師』が予想以上には伸びなかった。数土:あれは、あの時間のアニメじゃないですよね。渡辺:いい漫画だとは思うけど、アニメには向かないのかなぁ。『名探偵コナン』の前の番組でしょ。数土:かつての『犬夜叉』の枠ですから。渡辺:今、子供たちってそれほどサンデー読んでないですからね。でも寂しいですよ、正直言って。月曜日のあの枠は土6と並んでゴールデンタイムなわけですから、あそこがしっかりしてないと、と思います。鈴木:でも、あの枠で『ヤマト』再放送をしてどうするの?渡辺:『ヤマト』は無理でしょう、色々複雑ですし。数土:初代『ルパン』でいいんじゃないですか?あれだったら僕も見たいし。渡辺:これは市場の問題だとは思うんですけど、アニメを見る層がおそらく平均25歳じゃないですか。いわゆる団塊Jrなんですよ。しかもその世代が今パパになってる。そんな団塊Jrが子供の世代で見ていたアニメを、子供と一緒に見る、という流れのほうが、ビジネスとしては楽なんですよ、新しいものを作るよりは。お父さんは懐かしいし、子供たちはわかんないけど見る。数土:『ゲゲゲの鬼太郎』がまさにそれですね。渡辺:『鬼太郎』はいい数字出していますね。新鮮だし、新しい。数土:さらに親も一緒になって見てしまう。下手したらおじいちゃんおばあちゃんも一緒に見ちゃう。渡辺:だから、日テレさんはそういうことを考えているんじゃないかなぁ、と思うんですよね。マーケティング的にはそのほうが大きいと思いますね。――そういう意味では声優にかかるところは大きい、ということですね。渡辺:声優の人気は大きいと思いますよ、今は。鈴木:特に女子はその傾向が多い。数土:深夜番組になるともう、声優ありきですよね。渡辺:面白いのは、男の子の声優が割と今、主役クラスが増えてきたけど、女の子の声優の主役クラスがみんな同じになるじゃないですか。だいたい川澄綾子さんか釘宮理恵さんか、という流れですよね。数土:朴ロ(ロは王へんに路)美さんとかも多いですね。鈴木:でも、朴ロ美さんは男役が多いですからね。数土:いわゆる人気の場所が違いますね。鈴木:朴ロ美さんのファンは8割が女性だそうですよ。斎賀みつきさんとかもファンクラブに女性が多いですね。渡辺:そういう意味ではですね、『ドラゴノーツ』が、ものすごい豪華キャストなんですよ。相当お金かけてます。数土:(キャストを見て)これ、GONZO賭けてるかもなぁ。鈴木:GONZO、これで起死回生ですかね?渡辺:ヒット作を出さないとやばいですからね、数土:上期も評判いい作品ばかりなのに、DVDは厳しいみたいです。渡辺:『ロミオ×ジュリエット』は、かなりショックだったみたいですよ、数土:GONZOは、作品を絞ったおかげですごくクオリティあがったな、って感じたんですが。渡辺:明らかに秋新番はこれ1本絞りですからね。春には今度大きいのが控えているんで。/第1回、/第2回、/第3回
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