アニメーション神戸作品賞に「パプリカ」や「コードギアス」など | アニメ!アニメ!

アニメーション神戸作品賞に「パプリカ」や「コードギアス」など

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 9月27日に第12回アニメーション神戸賞の受賞作品と受賞者が発表された。同賞を運営する神戸市によると劇場部門の作品賞には『パプリカ』(今敏監督)、テレビ部門には『コードギアス 反逆のルルーシュ』(谷口悟朗監督)、パッケージ部門には『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』(神山健治監督)がそれぞれ選ばれている。
 それぞれが過去1年間にメディアで大きな話題になると同時に、ファンから大きな支持を受けた作品である。

 劇場部門を受賞した『パプリカ』は昨年のヴェネチ映画祭に公式出品されたほか、ファンや専門家から高い評価を受けている。しかし同時期に『時をかける少女』が公開されたことから、こうした賞の獲得には縁が薄かった。ようやく本来の評価を勝ち得たといえそうだ。
 『コードギアス 反逆のルルーシュ』は深夜アニメから予想を超える大ヒットになり注目された。パッケージ部門の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』は、映画並のクオリティーと予算で注目を浴びたOVA作品である。

 個人部門は『天元突破グレンラガン』の演出で注目を浴びた今西洋之監督が受賞した。受賞理由については、「近年の日本のアニメーションが『リアル』の名のもとにそぎ落としてきた部分を、かき集め、溶けあわせ、ねじりあげ、熱気あふれる少年の――いや人類の成長譚になっている」、「次回作が最も楽しみな監督」と評されている。
 さらに特別賞には古くは『太陽の王子ホルスの大冒険』から『ホーホケキョとなりの山田くん』まで、数多くのアニメを監督し続けた高畑勲さんが選ばれた。さらに主題歌賞(ラジオ大阪賞)には、社会現象といえるヒットになった『らき☆すた』の主題歌『もってけ!セーラーふく』が受賞をしている。
 
 アニメーション神戸賞は審査委員に、神戸市などのほか「アニメージュ」や「アニメディア」、「ニュータイプ」の国内3大アニメ雑誌のスタッフが加わっているのが特徴である。このほか「週刊アスキー」の福岡俊弘編集長が審査委員長をつとめ、Webデザイン雑誌などのMdMも加わる。
 日本のアニメ関連出版メディアの選ぶ賞との色彩が濃い。そうした意味では例年バランスの取れた選考となっており、過去一年の日本のアニメシーンを映し出す賞と言えるだろう。
 第12回アニメーション神戸授賞式は、11月4日にデジタル・クリエーターズ・アワードの表彰式と合わせて開催される。

第12回アニメーション神戸賞
個人賞  今石洋之
特別賞  高畑勲
作品賞・劇場部門  パプリカ
作品賞・テレビ部門  コードギアス 反逆のルルーシュ
作品賞・パッケージ部門
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
作品賞・ネットワーク部門  セカンドライフ
主題歌賞  もってけ!セーラーふく

アニメーション神戸 /http://www.anime-kobe.jp/
《animeanime》
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