インターカレッジ・アニメーションフェスティバル 東京・京都で開催 | アニメ!アニメ!

インターカレッジ・アニメーションフェスティバル 東京・京都で開催

 アニメーションを専門的とする教育機関の学生作品を一堂に集めたアニメーション・フェスティバルのインター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)2007が、9月、10月に、東京・国立新美術館と京都・ドイツ文化センターで開催される。
 フェスティバルで

ニュース
注目記事
 アニメーションを専門的とする教育機関の学生作品を一堂に集めたアニメーション・フェスティバルのインター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)2007が、9月、10月に、東京・国立新美術館と京都・ドイツ文化センターで開催される。
 フェスティバルでは国内のアニメーション教育の活性化とアニメーション文化の振興を目指すために毎年開催されている。また、大学や専門学校を中心に日本の主要なアニメーション教育機関の学生の作品を集中上映する数少ない機会となっている。

 東京では9月23日と27日、28日、30日、京都では10月4日、5日、6日の合計7日間の開催となる。上映作品は数が多く、全て観ることは難しいが、いくつかの作品を観るだけでも、現在、日本のアニメーション制作シーンの一端やプロフェッショナルを目指す若手のクリエイターの考えを理解する助けになるだろう。
 また国内の作品に加えて、今回は韓国・釜山の国際学生アニメーションフェスティバルの受賞作品も上映される。日本の若手と海外の若手の違いを較べてみるのもまた面白いかもしれない。

 9月28日のシンポジウムでは、「アニメーションを学ぶ学生たち告ぐ!」と題して、若手のアニメーションのクリエイターに向けた専門家によるトークが行われる。司会に今回のフェスティバルの実行委員長である片山雅博さんを招くほか、アニメ監督の細田守さんとアニメーション作家の山村浩二さん、さらにCMなど映像クリエイターの寺井弘典さんがパネリストとして登場する。
 商業アニメーションとプロモーション作品、さらにアートアニメーションのそれぞれの第一人者が揃う。これらは同じアニメーションでありながら、接点は意外に少ない。今回の3人のトークはとても興味深いものになりそうだ。

インターカレッジ・アニメーションフェスティバル2007
公式サイト /http://www.icaf.info/
主催: インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル実行委員会
共催: 日本アニメーション協会、日本アニメーション学会
後援: 文化庁
参加校
多摩美術大学/東京工芸大学/東京造形大学/武蔵野美術大学(以上幹事校)
阿佐ヶ谷美術専門学校/IAMAS 情報科学芸術大学院大学/岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー/大阪芸術大学/京都精華大学/京都造形芸術大学/神戸芸術工科大学/女子美術大学/創形美術学校/東映アニメーション研究所/東京藝術大学/東京デザイ ナー学院/日本大学芸術学部/広島市立大学

東京会場
9月23日(日)・27日(木)・28日(金)・30日(日)
国立新美術館 4F 講堂
シンポジウム 「アニメーションを学ぶ学生たちに告ぐ!」
パネラー:寺井弘典(映像プロデューサー)/細田守(アニメ監督)/山村浩二(アニメーション作家)
司会 片山雅博(ICAF実行委員)
9月28日(金)15時30分~

京都会場
10月4日(木)・5日(金)・6日(土)
京都ドイツ文化センター
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集