トランスフォーマー 米国公開記録的なスタートに(7/6) | アニメ!アニメ!

トランスフォーマー 米国公開記録的なスタートに(7/6)

 7月4日に米国で公開したSF映画『トランスフォーマー』のオープニングが記録的なヒットとなり大きな話題を呼んでいる。
 『トランスフォーマー』は公開日にあたる7月4日の独立記念日だけで、2740万ドル(約33億円)の興収を稼ぎ出した。また火曜日公開スタートの映画

ニュース
注目記事
 7月4日に米国で公開したSF映画『トランスフォーマー』のオープニングが記録的なヒットとなり大きな話題を呼んでいる。
 『トランスフォーマー』は公開日にあたる7月4日の独立記念日だけで、2740万ドル(約33億円)の興収を稼ぎ出した。また火曜日公開スタートの映画としては過去最高で、これまで1位であった『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズチェスト』を大幅に上回る。
 当初から全米4000館を上回る公開で、興行に大きな期待があったが、そうした期待を大きく超えるものである。子どもたちが夏休みシーズンに突入する5日以降の週末にさらに多くの興収があがることが見込まれる、7月第1週の米国映画の週末興行の数字に関心が集まっている。

 『トランスフォーマー』は米国ではあまり意識されないが、もともとは日本の玩具商品がベースとなった作品である。また日本未放映の作品も含めて、数多くある『トランスフォーマー』のTVアニメシリーズは、ほとんどが日本で制作されている。
 コンテンツのオリジナルは日本にあり、日本のアニメ的な要素が強く出た作品である。それを今回ハリウッドの大物監督マイケル・ベイ氏が実写映画化した。また、イレギュラーながら日本のアニメコンテンツが、ハリウッドのビッグムービーになった初めてのケースでもある。

 今回、日本のアニメを原作とする作品が大きな成功を収めたことで、今後予定されている他の日本アニメを原作とする作品にもポジティブな影響を与えそうだ。
 日本のアニメなどのコンテンツを基にしたハリウッド映画は、来年以降超大作として話題を呼んでいる『スピードレーサー』(原作『マッハGoGoGo』)や『ガッチャマン』(原作『科学忍者隊ガッチャマン』)、『ボルトロン』(原作『百獣王ゴライオン』)、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』(原作:同名のアニメ映画)など続々予定されている。
 さらにこうした映画の興行的成功が続けば、企画はあるが実現はほとんどないいとされる日本アニメのハリウッドでの実写映画化にはずみがつくかもしれない。

映画トランスフォーマー公式サイト /http://www.transformers-movie.jp/
トランスフォーマー公式サイト(玩具) /http://www.takaratomy.co.jp/products/TF/
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集