第3回デジタルコンテンツシンポジウム 6月5日から(5/31) | アニメ!アニメ!

第3回デジタルコンテンツシンポジウム 6月5日から(5/31)

 映画、CG、アニメーション、ゲームだけでなく、放送やマルチメディア、VRまで含めた幅広いデジタルコンテンツに関わる学会・協会が共催する第3回デジタルコンテンツシンポジウムが、6月5日から7日まで東京・北の丸公園内の科学技術館で開催される。
 シンポジウムは

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 映画、CG、アニメーション、ゲームだけでなく、放送やマルチメディア、VRまで含めた幅広いデジタルコンテンツに関わる学会・協会が共催する第3回デジタルコンテンツシンポジウムが、6月5日から7日まで東京・北の丸公園内の科学技術館で開催される。
 シンポジウムは分野ごとに分れる様々な取り組みを一望し、オープンな場での研究発表や討論を行う。異なる背景の人たちが刺激しあい、新しいアイデアやビジョンを生み出す場の提供を目指している。今年は新たに映画テレビ技術展も同時開催とし、学術的な発表に加えて展示会やフォーラムとの連動も図っている。

 今回のプログラムでは、基調講演を「キネマ旬報」の元編集長の関口裕子氏が務める。関口氏の講演は、日本映画のありようを日本と海外の視点から検証する「誰のための日本映画か?-日本映画は日本人が主役!」がテーマとなる。
 さらに個別のセッションは、技術分野別に7つのテーマセッションと2つの企画セッションから構成される。企画セッションのうちひとつは「デジタルアニメの将来に向けて」と題され、早稲田大学とOLMデジタルを中心とした7つの論文発表が行われる。
 そのほかの個別セッションのテーマは、「CG」、「コンテンツ検索・編集」、「映像インデキジング」、「VR」、「ユーザスタディとヒューマンファクタ」、「映像表現のCG・VFX技術」、「デジタルコンテンツ記述言語」、「3次元・多視点映像」、「先端技術ショーケース」である。

 また、6月4日には映画テレビ技術展の併催企画の映像フォーラムが行われる。フォーラムでは、『鉄コン筋クリート』のスタッフが作品制作における様々なテクニックを語る「『鉄コン筋クリート』最先端デジタルアニメーションの裏側 スタジオ4℃」が開催される。
 このセッションには、映画の演出を手がけた安藤裕章氏とCG監督の坂本拓馬氏、色彩設計の伊東美由樹氏が参加する。
 さらに手塚治虫の人気マンガの実写映画化である『どろろ』のVFX技術をテーマにした「映画『どろろ』」ビジュアルエフェクトの全て リンクスデジワークス」もある。こちらもVFXプロデューサーの浅野秀二氏、VFXディレクター鹿住朗生氏、CGディレクター竹内一政氏と豪華な顔ぶれとなっている。

 デジタルコンテンツシンポジウムは、開催3回目に過ぎない。しかし、デジタルコンテンツの様々な団体を横断する唯一の企画として注目度は高い。
 ひとつのデジタル技術が様々な分野で応用される時代である。各分野の成果を分かち合い、刺激を与え合う場として、デジタルコンテンツシンポジウムの意義は益々大きくなっていくだろう。

第3回デジタルコンテンツシンポジウム公式サイト /http://www.digital-content.jp/2007/
映画テレビ技術 2007  /http://www.eigatv.jp/
映像フォーラム /http://www.eigatv.jp/forum.html

第3回デジタルコンテンツシンポジウム~デジタルコンテンツ関係学協会連合大会~
日時:2007年6月5日(火)~7日(木)
場所:科学技術館(東京・北の丸公園内)1階

シンポジウム共催学会・協会 
映像情報メディア学会 /日本映画テレビ技術協会/日本バーチャルリアリティ学会(SIGAE)/芸術科学会/電子情報通信学会(MVE, IE, PRMU)/日本視覚学会/日本映像学会/日本アニメーション学会/コンテンツクリエーション アンド コミュニケーション学会/画像電子学会/国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)/情報処理学会(EC)
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