第6回東京アニメアワード 公募部門各受賞作品総覧 | アニメ!アニメ!

第6回東京アニメアワード 公募部門各受賞作品総覧

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 22日15:00より会議棟7階の国際会議場にて第6回となる東京アニメアワードの表彰式が開催された。
今回は事前の発表となっていたが、あらためて各作品を考察してみると、かなり共通点が多い事に気づかされる。多くの作品がほかの賞との重複受賞となっているためである。年間の総決算としてアニメアワードが定着してきた証とも言えるのではないだろうか。

 一般部門/優秀作品賞では『うんぴつ』の山路直樹氏はクリエーターズワールドにも出展しているが、昨年「ODEKI」でも受賞しており、2回目となっている。ちなみに「ODEKI」は現在韓国のアニメ・漫画フェスティバル「SICAF2007」にノミネートされている。
 同じく2回目の受賞となったのは『RUNNINGMAN』の児玉徹郎氏。一昨年『MY HOME』で企業賞を受賞し、昨年クリエーターズワールドに出展している。
 観る者が誰しも身につまされてしまう『東京リベンジ』の日高亜矢氏はホップステップアヤウェブでI-20に出展中である。この作品は24日にシアター2で開催される「第5回インディーズアニメフェスタ」でも上映される。

 学生部門同賞の一瀬皓コ氏の『悲しい朝ごはん』や許琮氏の『ドルタプ物語』も同じくインディーズアニメフェスタで上映される。特別賞の湯浅康生氏の『記憶』は昨年、TBSが主催する「DigiCon 6+2」でも受賞。先の『RUNNINGMAN』の児玉氏も同様に「DigiCon 6+2」で受賞している。
 企業賞(A・I・I賞)の『喫茶店ロプノール外伝 愛子ファイティン』はPROJECT TEAM DoGAが主催するCGアニメコンテストに毎年足を運ぶ者ならタイトルでピンと来る筈である。これは先の児玉氏が『MY HOME』でグランプリを受賞した第17回の同コンテストにつながっている。
 同企業賞(日経エンタテインメント!賞)の『Full Moon Party』の椙本晃佑氏は昨年第18回の同コンテストに前作「the camelots 『コリー』で入選している。

 また、今回は海外作品の特筆すべき点として、国際交流の側面も見逃せない。企業賞(東京ビッグサイト賞)のAdam Ham氏の『ALAIN THE MOVIE Trailer』は審査委員長の中嶋正之氏が壇上で述べたように、今年が日本・マレーシア友好50周年記念であることの象徴ともなった。

 そしてグランプリのHowie Shia氏の『Flutter』はカナダ国立映画制作庁(NFB)の支援を受けて制作されている。
 日本国内での個人・少人数によるインディーズアニメーション制作支援のお手本にもなるところから、その観点からするとこの受賞も好ましいのではないかとも思われる。
 なお、各作品は24日10:30よりシアター2にて上映されるので、都合がつけば観覧してみるのもよいだろう。
(真狩)

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