アニメーター養成プロジェクト修了 3名正式採用 | アニメ!アニメ!

アニメーター養成プロジェクト修了 3名正式採用

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 昨年10月に開始された「アニメーター養成プロジェクト」は、3月9日に最終的な11名の研修生のインターンシップが終了し大きな区切りを迎えた。
 3月13日に秋葉原の東京アニメセンターアキバ3Dシアターで、この修了証の授与式とプロジェクトの事業報告が行なわれた。事業報告では最終的に企業インターンシップまで進んだ11名で就職を希望する5名(残り6名は就学中)のうち、現時点で3名が正式採用になる高い成果が残せたとしている。

yousei1.JPG 「アニメーター養成プロジェクト」は日本動画協会が経済産業省の支援のもと行なったものである。日本のアニメ産業の問題とされている、制作現場での深刻なアニメーター不足の対策として考えられた。
 単にアニメーターを育成するだけでなく、短期間で原画マンレベルのアニメーターを育成するための教育プログラム作りとその検証が目的とされている。

 教育の効果の検証と言うと、プロジェクトに参加者したアニメーター志望者には申し訳なく聞こえる。しかし実際には、講師陣は日本トップクラスのクリエイター、インターンシップ企業は日本を代表するOLM、GONZO、手塚プロダクション、東映アニメーション、テレコム・アニメーションフィルム、トムス・エンタテイメント、ぴえろの7社という非常に恵まれたものであった。

 このためプロジェクトに参加するためのハードルは非常に高かった。当初プロジェクトへの応募者は147名であったが、そのうち1次の実技試験突破が42名である。
 さらに実技試験にポートフォリオ提出、面接、論文が加わった2次試験突破が17名、指導講座参加者15名のうちインターンシップ参加まで辿りついたのはわずか11名である。

 これだけ厳しい競争と4ヶ月にわたる研修とインターシップの成果は非常に高く、企業側からはインターシップ生の能力の高さに驚きの声もあがったという。人材育成プログラムの検証については、非常にポジティブな結果が得られたことになる。
 最終的にインターンシップに進んだ参加者のほとんどは、将来原画マンになることが出来る高い能力があると判断された。
 また、アニメーターとしての技術だけでなく、参加者のマナーやコミュニケーション能力についても企業側から高い評価を受けた。これは講師陣が、アニメーターには社会性やコミュニケーション能力が不可欠という理念のもと厳しく指導した結果でもある。
 今回のプロジエクトの高い成果を受けて、第2回以降の実施も検討されている。また、今回、のプロジェクトの結果は、今後企業に対して実践重視の教育プログラムの雛型としてフィードバッグされるだろう。
 
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/アニメーター養成プロジェクト公式サイト 
/日本動画協会 
/経済産業省
《animeanime》
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