SF・ファンタジー・ホラーのサターン賞 候補作品発表(3/2) | アニメ!アニメ!

SF・ファンタジー・ホラーのサターン賞 候補作品発表(3/2)

 アメリカのSF・ファンタジー・ホラー映画アカデミーは、今年で33回目になるSF・ファンタジー・ホラー映画に限定したサターン賞のノミネートを発表した。サターン賞は映画だけでなく、テレビ作品やDVDにも及び、アニメーション賞も含む40近い部門から構成されている。

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 アメリカのSF・ファンタジー・ホラー映画アカデミーは、今年で33回目になるSF・ファンタジー・ホラー映画に限定したサターン賞のノミネートを発表した。サターン賞は映画だけでなく、テレビ作品やDVDにも及び、アニメーション賞も含む40近い部門から構成されている。
 また、候補作品には、アカデミー賞に代表されるアメリカの大きな賞で軽視されがちな娯楽大作が数多く並んでいる。各分野の候補作は、6作品と他の映画賞と較べると多めである。
 このためノミネート作品はまさに2006年のSFやファンタジー、VFX、アニメーションの総覧となっており、アメリカのオタクには堪らないものになっている。

 アニメーション賞については、アメリカのほかの賞と同様『カーズ』や『ハッピー フィート』『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』、『モンスター・ハウス』、『森のリトルギャング』といった大作3DCG映画が候補作品にあがっている。
 しかし、6番目の作品としてメジャー公開されなかったリチャード・リンクレイター監督の『スキャナー・ダークリー』がノミネートされているのが、サターン賞らしいポイントである。

 『スキャナー・ダークリー』は原作がSF作家P・K・ディックの『暗闇のスキャナー』、映像化には実写をアニメーション化するロトスコープの技術が使われている。
 そして、マイナー映画であるにも関わらず主演がキアヌ・リーブス、ロバート・ダウニー、ウィノナ・ライダーという豪華ぶり。まさにギーク好みの映画と言っていいだろう。
 今年のサターン賞の発表は5月10日となっている。『スキャナー・ダークリー』が大作アニメーションに交じってどこまで健闘出来るか、その結果は5月まで持ち越しとなる。

当サイトの関連記事 /米サターン賞にバイオハザード、コープスブライド

/SF・ファンタジー・ホラー映画アカデミー公式サイト
   /詳しいノミネート一覧(英語) 
/スキャナー・ダークリー公式サイト 


 《主要部門の候補作品》
アニメーション映画賞
・カーズ
・マウス・タウン ロディとリタの大冒険
・ハッピー フィート
・モンスター・ハウス
・森のリトルギャング
・スキャナー・ダークリー

SF映画賞
・トゥモロー・ワールド
・デジャヴ
・ファンテン
・イリュージョンVS
・Vフォー・ヴェンデッタ
・X-MEN ファイナル ディシジョン

ファンタジー映画賞
・シャーロットのおくりもの
・エラゴン 遺志を継ぐ者
・NIGHT AT THE MUSEUM
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ホラー映画賞
・THE DESCENT
・FINAL DESTINATION
・ホステル
・ソウ3
・SLITHER
・SNAKES ON A PLANE

アクション・冒険・スリラー映画賞
・007 カジノ・ロワイヤル
・ディパーテッド
・FLYBOYS
・ミッションインポシィブルⅢ
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国際映画賞
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