英国アカデミー賞候補 アニメはマウスとカーズとペンギン(1/12) | アニメ!アニメ!

英国アカデミー賞候補 アニメはマウスとカーズとペンギン(1/12)

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 英国の最も大きな映画賞である英国アカデミー賞ノミネート作品が1月12日に発表された。発表された多数の部門賞のなかには、長編アニメーション賞と短編アニメーション賞のふたつもある。
 意外なことだが、英国アカデミー賞の長編アニメーション部門は2006年、今年から創設されている。映画賞に独立したアニメーション部門を設けるのは世界的な傾向で、2006年からはアメリカのゴールデングローブ賞や日本アカデミー賞もアニメーション部門を設立している。
 これは映画興行におけるアニメーション映画の存在感の大きさと同時に、実写と異なるアニメーションの表現手段が独立分野と世界的に考えられるようになったためと言える。

 長編アニメーション部門のノミネートでは、米国の大作アニメーション映画がここでも勢いをみせつけた。ノミネートされたのは、『カーズ』と『ハッピーフィート』それに『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』である。
 米国の賞レースでは『カーズ』『ハッピー フィート』『モンスターハウス』の3強体制になりつつあるが、ここでは『モンスターハウス』でなく『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』がノミネート作品になった。

 これは同作品の制作が、イギリスの誇るアニメーション会社アードマンであるのと無関係でないだろう。
アードマンが制作した長編アニメーション『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』は、昨年の英国アカデミー賞の最優秀英国映画賞となっているぐらいである。これは一般向けの映画を押しのけてであるから、英国民がアードマンをどれだけ誇りにしているかが判る。
 このため『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』が、『カーズ』や『ハッピー フィート』を押しのけて最優秀長編アニメーション賞を受賞することも十分ありうる。 
 しかし、『ハッピー フィート』の音楽での評価は高い。同作は米国ゴールデングラーブ賞のノミネートに続いて、アニメーション作品としては唯一、映画音楽賞のノミネート5作品のひとつに選ばれている。

 また、短編アニメーション部門でも3つの候補作品が挙げられている。『DREAMS AND DESIRES - FAMILY TIES』(Les Mills/Joanna Quinn)と『GUY 101』(Ian Gouldstone)、『PETER AND THE WOLF』(Hugh Welchman/Alan Dewhurst/Suzie Templeton)である。
 『DREAMS AND DESIRES - FAMILY TIES』は、昨年のオタワ国際アニメーション映画祭でも最優秀短編賞に選ばれている。鉛筆書きの作画の素晴らしさが高く評価されている作品である。
 『GUY 101』はインターネットをテーマにした作品。『PETER AND THE WOLF』は人形アニメーションで、ロシアの現代音楽家セルゲイ・プロコフィエフの同名の音楽をモチーフに制作されている。

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《animeanime》
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