アカデミー賞 アニメーション部門ノミネートは5作品(1/3) | アニメ!アニメ!

アカデミー賞 アニメーション部門ノミネートは5作品(1/3)

 2006年アカデミー賞長編アニメーション部門の予備選考作品『Arthur and the Invisibles (Arthur and the Minimoys)』が、12月15日にロサンゼルスで限定公開された。これにより2006年の長編アニメーション部門のノミネート作品数は5作品に確定し、2005年、2006年の3作

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 2006年アカデミー賞長編アニメーション部門の予備選考作品『Arthur and the Invisibles (Arthur and the Minimoys)』が、12月15日にロサンゼルスで限定公開された。これにより2006年の長編アニメーション部門のノミネート作品数は5作品に確定し、2005年、2006年の3作品より多くなることになった。
 これはアカデミー賞の予備選考時点の作品数が16以上であればノミネート数は5作品、15以下であれば3作品というルールに基づく。

 これまで11月に発表されたアカデミー賞の予備選考作品は16となっていた。しかし、このうち3作品『パプリカ』『ハッピー・フィート』『Arthur and the Invisibles』は発表時点で劇場未公開であった。これらの作品は、アカデミー賞の別のルールの候補作品は対象年度中にロサンゼルスで商業公開されていることを満たしていなかった。
 このため年末に全米公開を予定していた『ハッピー・フィート』以外の2作品が年内に劇場公開されなければ、ノミネート作品数は5から3に減るとされていた。

 こうした状況の中で『パプリカ』は、今年に予定されている本格的な劇場公開を前に昨年11月にロサンゼルス地区での限定公開を行なった。今回の『Arthur and the Invisibles』もアカデミー賞のノミネート資格を得るための、ロサンゼルス地区での先行公開である。全米公開は今年1月12日に予定をしている。
 『Arthur and the Invisibles』は、CGアニメーションと実写を組み合わせたフランスの作品である。アカデミー賞のノミネート資格獲得で、『Arthur and the Invisibles』がノミネート作品に選ばれるかどうかは微妙なとことではある。
 しかし、アカデミー賞だけでなくアカデミー賞のノミネート入りを狙う他の作品にとっては、大きな意味があるだろう。

/Arthur and the Invisibles公式サイト 

《animeanime》
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