ハルヒ北米進出決定 バンダイエンタテインメントが展開(12/22) | アニメ!アニメ!

ハルヒ北米進出決定 バンダイエンタテインメントが展開(12/22)

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 12月22日に、これまでトップページだけの展開であった『涼宮ハルヒの憂鬱』の北米サイトがオープンした。サイトのトップページは「Happy Holiday」のロゴとサンタクロース姿のハルヒとなっている。
 ハルヒからのクリスマスプレゼントという位置づけのようである。

 現在のサイトのコンテンツはふたつである。ひとつは『涼宮ハルヒの憂鬱第00話』と題された実写版ハルヒがアメリカ展開を発表するショートドラム。そのなかでは『涼宮ハルヒの憂鬱』のビジネス展開を行なうのが、米国の大手アニメーション流通企業のひとつであるバンダイエンタテイメントであることも明らかにされている。(*DVDの発売は角川ピクチャーズUSA)
 もうひとつは世界最大のSNSであるMy Spaceのなかに設立されたSOS団のコミュニティである。
 これは『ハルヒ』の登場人物であるキョンが主催するかたちを取っている。SNSを利用したファンコミュニティの育成が、今後のプロモーションで積極的に利用されるようだ。

 今回の『ハルヒ』の北米展開には、異例なことが多い。例えば今回のライセンス発表より以前に作品の画像やロゴを展開することは、これまでの北米でのアニメ展開のケースではなかった。
 これは常ならぬシチュエーションを展開する『ハルヒ』という作品の特異性であると同時に、日本アニメのマーケティングの新たな挑戦でもあるようだ。
 
 それは今回の動画コンテツのスタート画面に『DVD買ってくださいね』のメッセージが入ること、エンディングクレジットにある『 全く感謝しない。動画をダウンローし海賊版を利用する公式DVDを絶対買わない人達:No Special Thanks DOWNLOADERS/BOOTLEGGERS WHO NEVER BUY THE OFFICIAL DVDS』の文字からも憶測出来る。
 マニア向けの作品である『ハルヒ』が、北米でテレビ放映にかかる可能性は必ずしも高くない。実際には、北米での『ハルヒ』のビジネスはDVD販売が中心となるだろう。
 しかし、多くのファンが既にファンサブを利用して『ハルヒ』を視聴済みである現状で、どうビジネスを展開するかは難しいところである。

 今回のこれまでにない前宣伝やMy Spaceの構築は、作品そのものと同時に『ハルヒ』という素材をみんなで楽しむことに向けられているようだ。つまり、コミュニティを作り、ファンの共感を得ることである。
 それは日本では自然発生的に起きたことを、北米では企業側から仕掛けて行くとも言える。日本には一度観た作品でも、オリコンチャートの順位を上げるためだけに複数枚のDVDやCDを買うような熱心なアニメファンも少なくない。
 バンダイエンタテイメントが目指すのは、北米でのそうしたロイヤリティーの高いファンの育成なのかもしれない。

/涼宮ハルヒの憂鬱公式サイト(北米)
/My SpaceのなかのSOS団(英語サイト)

/バンダイエンタテイメント 

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《animeanime》
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