ポータルサイトのInfoseekが年間キーワードランキングを発表した。このうちアニメ部門の1位は『交響詩篇エウレカセブン』、ゲーム部門の1位は『ファイナルファンタジーⅩⅡ』が獲得した。 これはInfoseekが毎年、その年の1月1日~11月15日の間に自社の検索エンジンで最も検索されているキーワードを調査しランキング化しているものである。アニメ部門とゲーム部門は、今年から新たに加わっており上記の2作品が1位に輝いた。 『エウレカセブン』の1位は、アニメのなかでは定番人気の『機動戦士ガンダム』(3位)や『ポケットモンスター』(4位)を抜いてのものになる。 ランキング1位にはやや意外感もあるが、これは同作品のインターネット無料配信がInfoseek/楽天系のShowTimeで放映されていることに理由がありそうだ。『エウレカセブン』のネット配信を見たいユーザーが取りあえずInfoseekに来て、作品の検索をしたことが考えられる。 逆に、それだけ多くの人が『エウレカセブン』の配信に興味を持っていたとも言えるだろう。 4位以下は『DEATH NOTE』(4位)、『Fate/stay night』(5位)、『BLEACH』(6位)、『アンパンマン』(7位)などとなっている。全般に広く人気のある作品が多いが、5位の『Fate/stay night』、9位の『灼眼のシャナ』などにインターネットらしさが出ている。 また、今年ネット上で大きく盛り上がったとされる『涼宮ハルヒの憂鬱』は、Infoseekのランキングでは19位にとどまった。 ゲーム部門では、『ファイナルファンタジー』シリーズが圧倒的である。1位になった『ⅩⅡ』のほかに3位に『ファイナルファンタジー』(無印)、7位に『ⅩⅠ』がランクされるなど、シリーズ全体を通すと他の作品を寄せつけない。 また、ゲーム部門2位の『ポケットモンスター』は、アニメ部門でも4位となっている。アニメとゲームの連携がうまくとれていることがこうしたところからも理解できる。/Infoseek /年間キーワードランキング /エンタメ特集/交響詩篇エウレカセブン公式サイト /ファイナルファンタジー公式サイト