コンピューターエンターテンイメント協会(CESA)は、今年9月に千葉・幕張メッセで開催され東京ゲームショウ2006で実施したアンケート調査結果「東京ゲームショウ2006来場調査報告書」を公開した。 この調査は長年CESAが東京ゲームショウに来場したゲームファンに対して行っているものである。その詳細さと継続性で、ゲーム関連の消費者調査のなかでも資料価値が高いこと知られている。 調査項目は東京ゲームショウ来場者の基本属性(性別・年齢・居住地など)のほか、家庭用ゲーム機、携帯ゲーム機、PCゲーム機、ネットワークゲームのそれぞれのプレイ状況やゲームショウ来場の感想、レーテイングマークの認知度などに及んでいる。 今年のトピックとして鉄道ゲームを中心に「鉄道趣味」とゲームの関係や、ワールドカップの開催に合わせた「サッカー」とゲームの関係について調査しているのもポイントである。 東京ゲームショウは、今年は過去最高の入場者を記録している。しかし、調査結果を見ると来場者の属性はこれまでの大きな変化がないようだ。来場者のおよそ8割が男性、平均年齢は24.3歳となっている。 アニメとの関連では、調査項目のゲーム以外の趣味の欄でアニメ・マンガが 62.8%で首位になっていることが注目される。この数字はここ数年大きな変化はなく、調査開始から長年続く傾向でもある。しばしば指摘されるように、アニメ、マンガのファンとゲームのファンは重なりが大きいことも示しているだろう。 また、ゲーム所有率でニンテンドーDSの所有率が26.8%から54.3%に倍増した点や、Wiiの購入希望が20.9%から48.9%に上昇したことなど全体に任天堂関連の評価の上昇が目につく。 来場者調査報告書は過去の調査報告書も含めて、全文をCESAのウェブサイトから無料でダウンロードすることが出来る。/コンピューターエンターテンイメント協会 /東京ゲームショウ2007来場者調査報告書
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