今年21年目で東京ファンタステック映画祭が幕を閉じた新宿・歌舞伎町で、また別の映画祭が今年から始まる。 11月23日から26日まで4日間の予定で開催されるこのイベント東京シネマフェスティバル2006は、新たなる才能の発見や映画の楽しみ方の提案、さらに映画ファンと映画製作者が出会う映画祭を目指すとしている。 上映される映画もオープニングの『007/カジノロワイヤル』から伝説のロックスターの追悼ライブ『フレディ・マーキュリー没後15年メモリアル・フィルム。コンサート』、北朝鮮拉致事件に巻き込まれた横田めぐみさんを描く『めぐみー引き裂かれた家族の30年』まで幅が広い。 こうしたラインナップのなかに、年末から来年に先駆けて公開される注目の劇場アニメーション作品が含まれている。とりわけ注目されるのは、キアヌ・リーブスが主演するSFアニメーション『スキャナー・ダークリー』(原作『暗闇のスキャナー』)である。 原作は『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』などで知られるSF小説の大家であるP・K・デック。さらに、デジタルロトスコープと呼ばれるあまり馴染みのないアニメーション手法も含めて常ならぬ雰囲気を最大限に醸し出している。 デジタルロトスコープはその名前の通り、実写映像の各フレームをアニメーション作画にするロトスコープをデジタルで処理するものである。映画ではキアヌ・リーブスやウィノ・ライダーが、姿かたちそのままに実写さながらのアニメーション画像に変換されている。 内容も実写同様に妥協はなく、アニメーションながらR-15指定、まさに大人のためのアニメーションである。 このほか映画祭には松本大洋特集に『鉄コン筋クリート』が、ファミリー・プログラムではソニー・ピクチャーズの贈る3DCGアニメーション『モンスター・ハウス』が上映される。/東京シネマフェスティバル2006 /スキャナー・ダークリー公式サイト /鉄コン筋クリート公式サイト /モンスター・ハウス
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