ラブ and ベリーが横浜美術館でアイドルに(10/5) | アニメ!アニメ!

ラブ and ベリーが横浜美術館でアイドルに(10/5)

 10月7日から横浜市みなとみらいの横浜美術館で開催される展覧会「アイドル展」に、セガが企画したカードゲーム『オシャレ魔女 ラブandベリー』が出品される。
 展覧会の趣旨は、現代社会に大きなインパクトを与え、絵画や写真、映像、ゲームなどの様々な表現で展開す

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 10月7日から横浜市みなとみらいの横浜美術館で開催される展覧会「アイドル展」に、セガが企画したカードゲーム『オシャレ魔女 ラブandベリー』が出品される。
 展覧会の趣旨は、現代社会に大きなインパクトを与え、絵画や写真、映像、ゲームなどの様々な表現で展開するアイドルを取り上げるというものである。アイドルが現代社会で果たす役割やアイドルに対する思いを取り上げ、アイドルの実態を解き明かすとしている。
 そのなかで『ラブ and ベリー』は、ゲームとおしゃれが連動する多角的なビジネスプロジェクトとして紹介される。
 
 セガはこれまではビデオゲームを中心に事業を展開して来たため女児向け市場は比較的弱かった。しかし、今回の『ラブ and ベリー』で、ビジネスのウィングを女児市場まで広げることに成功している。
 『ラブ and ベリー』は、まさにセガがアイドル作りのノウハウを手に入れた企画だったといえる。それが、今回の「アイドル展」の企画として『ラブ and ベリー』が目に留まった理由でもあるだろう。

 展覧会では「アイドル」というテーマのもとに、ほかに8作家・作品がそれぞれ個別の展示を行う。そのなかには、現代美術の大家である草間彌生氏や写真家篠山紀信氏、蜷川実花氏らが含まれている。
 また、サブカルチャーの分野では、少女マンガ家中原杏氏の『きらりん☆レボリューション』も注目である。こちらの出展は、小学館が担当している。
 『きらりん☆レボリューション』を取り上げるのは、マンガやテレビで人気があることだけでなく、アニメ版の声優や主題歌に実在の人気アイドルを起用しているためである。その重層的なアイドルのイメージが、今回の展覧会のテーマ「アイドル」と重なっているからである。

 また、この「アイドル展」が開催されている横浜美術館は、みなとみらい21の中核施設と位置づけられている。みなとみらいと言えば、セガにとって展覧会と別にも重要な意味がある。
 それはセガが日本最大規模の屋内型アミューズメント施設を、みなとみらいに建設する予定を持っているからだ。総投資額は1000億円、延床面積30万㎡は屋内型エンターテイメント施設のサンリオピュローランドの7倍、百貨店複合ビルタカシマヤタイムズスクエアの4倍弱という規模である。このなかにはセガの本社機能も入るとされている。
 完成は2009年頃とまだ少し先だが、その頃には美術館の外でもう一度ラブ&ベリーと会うことが出来るかも知れない。

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