今年も『立喰師列伝』のほかに、『銀色の髪のアギト』(杉山慶一監督)、『時をかける少女』(細田守監督)、『パプリカ』(今敏監督)の3作品の上映が決まっている。いずれも今年日本で上映され話題になった作品で、さながら日本アニメ映画特集の趣を見せている。 さらに日本の人形アニメーションを代表する川本喜八郎監督の『死者の書』も加わり、日本から出品は5作品になる。長編アニメーション部門の残りの上映作品は、アメリカのChristiane Cegavske氏の『Blood Tea and Red Strings』なので、今回も6作品のうち5作品までが日本の作品ということになる。