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アマゾン アニメーション作品をダウンロード販売(9/9)

 米国でカートゥーン・ネットワーク(CN)やアダルトスイムといったアニメーションチャンネルを運営するターナーブロードキャスティング(TBS)は、アマゾン・ドットコムを通じて自局のアニメーション番組を販売すると発表した。

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 米国でカートゥーン・ネットワーク(CN)やアダルトスイムといったアニメーションチャンネルを運営するターナーブロードキャスティング(TBS)は、アマゾン・ドットコムを通じて自局のアニメーション番組を販売すると発表した。

 TBSがアニメーション作品を販売するのは、アマゾン・ドットが新たに始めた映画・テレビ番組の販売サイト「アマゾン・アンボックス」である。この9月7日から始まったアマゾン・アンボックスは、DVDの販売や番組のインターネット配信に加えて、独自の番組ダウンロード販売に注目が集まっている。
 サービス開始時には、FOX、CBS、MTVなど米国の有力放送会社からおよそ数千本の番組を集め、番組1話1.99ドルでダウンロード販売を行っている。これは既に映像作品のダウンロード販売を行っているアップルが運営するiTunesに続く大手インターネット企業の映像ダンロード販売ビジネスでもある。

 このうちターナーブロードキャスティングが販売するのは、CNとアダルトスイム(AS)で放映されている人気6作品である。この中には、日本でも人気の『パワーパフガールズ』(CN)のほか『Foster’s Home for Imaginary Friends』(CN),『Johnny Bravo』(CN)、『Girls and Codename: Kids Next Door』(CN)、『Aqua Teen Hunger Force』(AS)、『Sealab 2021』(AS)が含まれている。
 米国のカートゥーン・ネットワークとアダルトスイムは、米国でも有数の人気アニメーションチャンネルである。両局では日本アニメも多数放映されているが、日本アニメのほとんどは自社製作の番組でないこともあり、今回のダウンロード販売には含まれていない。また、今後も販売される可能性は低いと考えられる。

 アニメーション関連では、既にiTunesがディズニーグループのテレビ番組のダウンロード販売を行っている。その中には、ABCなどで放映されるアニメーション番組が含まれている。
 今回、ワーナーグループのTBSがそれに追随することで、ディズニーとワーナーの2大グループがアニメーションのダウンロード販売に乗り出しことになる。米国ではアニメーションのテレビ番組をインターネットを通じて販売する時代に本格的に突入したといえそうだ。
 日本のコンテンツに関して言えば、今後は、米国でも人気の高い日本アニメを扱う各企業がこうした動きに追随するかどうかが鍵になるだろう。

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/アダルトスイム 

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《animeanime》
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