参加者が伸び悩んだ米国のOTAKON(8/16) | アニメ!アニメ!

参加者が伸び悩んだ米国のOTAKON(8/16)

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 全米第2位の規模を持つアニメコンベンションであるOTAKONの今年の参加者数が発表された。今年の参加者数は22,302人と事前に設定された参加人数の上限23,000人を下回った。
 また、これは参加人数の上限が22,000人とされていた昨年を302人上回る数字で、これまで急成長を遂げてきたOTAKONの参加者の伸びが事実上止まったことになる。

 イベントの成長が止まった理由は、事前に参加人数の上限を設けることに大きな理由がありそうだ。参加するかどうか悩んでいるファンや当日になって参加を決めるファンを取り込めなくなっている可能性が強い。
 しかし、アメリカのコンベンション情報サイトのAnimeCons.comは、昨年のOTAKONの事前登録者が19,900人だったのに対して、2006年は17,500人に減っていたと指摘している。
 そのうえでAnimeCons.comは、参加費用やホテル代の高騰を参加者の伸び悩みの理由に挙げている。人が増えたことによるホテル代や業者が展示場に払う費用が高騰して、参加するメリットがなくなってきたためとしている。

 一方、カリフォルニア州アナハイム市で開催されるアニメエキスポ(AX)は、全米最大という肩書きと今回はカリスマ的な人気を誇るCLAMPのゲスト参加によって、前年比24%増と依然大きな成長となっている。
 当初発表された41000人を若干下回り、AX実行委員会が掲げた目標値の下限でとどまったが、アメリカのアニメコンベンションとして初めて参加者数が4万人を超えた。
 しかし、AXにとってはむしろ来年こそが今後の行方を占う分岐点となりそうだ。来年AXが開催されるロングビーチ周辺は、アナハイムよりホテル数が限られている。また、一般的なホテルの宿泊費はアナハイムより高いと見られる。OTAKONが抱えている問題は、AXでも同様と言える。

 さらに、誰もが持っている疑問、アニメコンベンションの量的な拡大がどこまで続くのかという問題もある。
 既に、4万人規模にまで成長したアニメエキスポに今以上の成長の余地はあるのだろうか。増えるとしてどこまで可能なのだろうか。

 アニメエキスポに対抗し、一昨年から始まったパシフィックメディアエキスポは、一昨年のアナハイム・コンベンションセンターから昨年はロングビーチ・コンベンションセンター、さらに今年はロングビーチ・ヒルトンホテルと年々その開催規模を縮小させている。
 アニメエキスポの拡大には、コンベンションの一極集中といった側面も抱えているといえる。

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《animeanime》
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