8月15日の日本経済新聞によると、先頃明らかになった中国での本年9月1日からのゴールデンタイムの海外アニメーション放映禁止には、海外アニメーションの紹介番組も含まれるとしている。また、海外との合作アニメーションについても、中国行政府の認可が必要になる。 今回、海外アニメーションの紹介番組を禁止したことは、日本アニメにとって大きな意味があるだろう。なぜなら、日本アニメの新作番組の放映がほとんど出来なくなっているなか、これまでアニメ作品紹介番組がその抜け道としてしばしば利用されてきたからである。 主要チャンネルのゴールデンタイムに設けられたこうした番組は、各地で行われている日本アニメのイベント紹介やコスプレ紹介など、日本アニメ文化を紹介する人気番組となっている。 それだけでなく番組紹介という名目で、数多くの日本アニメ作品を長時間にわたって放映している。そのためこれまでは、日本アニメは放映されていないはずなのに、テレビで目にする機会は多かった。 しかし、今回海外アニメーションの紹介番組を禁止することで、こうした抜け道が利用できなくなる可能性が高い。また、紹介番組の禁止が事実上は日本アニメをターゲットにしたものであるので、中国の行政が日本アニメに対して強い警戒感を持っていることも示している。 さらに抜け道を封じることは今回の決定が単なるポーズでなく、強い実行力を伴った政策であることが理解出来るだろう。 /日本経済新聞
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