東映アニメ ネットで1200エピソードを配信(8/8) | アニメ!アニメ!

東映アニメ ネットで1200エピソードを配信(8/8)

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 大手アニメ製作会社の東映アニメーションは、8月から11月にかけてインターネットやCATVを利用したアニメ番組配信事業(VOD配信事業)を大幅に拡大する。
 現在、東映アニメは「東映アニメBB」を通じて期間限定のアニメ番組とエピソードを提供している。今回、これを「東映アニメBBプレミアム」として、提供する作品数とエピソード数を大幅に拡大する。

 「BBプレミアム」では今期中だけで、テレビアニメと劇場アニメあわせて約40タイトル、エピソード数で1200以上の作品を配信する予定としている。新しいサービスでは、拡大した豊富なラインナップから自由に視聴が可能になる。作品1話が100円になるほか、パック料金なども用意されている。
 サービス開始当初には、『北斗の拳』、『スラムダンク』、『銀河鉄道999』、『キャプテンハーロック』、『おジャ魔女どれみ』などの人気作品が数多く並ぶ。

 サービスは8月8日の楽天ダウンロード、ビデックスJPを皮切りに、BBTVやOCNシアターなど15社の大手動画配信サービスが参加する。
 この秋以降にサービスが本格化した際には、視聴可能ユーザーはPCで数百万人、セットアップボックスで約130万人になる。また、スタート時に行うキャンペーンの到達範囲は数千万人規模となる。

 現在、アニメ作品の番組配信事業は数多くの企業が手掛けているが、成功している事業はさほど多くない。その理由は、多くの配信事業者の作品コンテンツの量が限られているためだとされる。
 アニメ番組の配信ビジネスの成否は、どれだけ有力なコンテンツを集め、提供出来るかにかかっている。これまで最も成功したバンダイチャンネルの成功は、ロボットものを中心とした豊富なラインナップにあるとされている。

 そうした意味で、東映アニメが所有する日本最大のアニメ作品のライブラリーの存在は大きい。
 同社が現在保有するアニメ作品は、テレビシリーズだけで168タイトル、劇場アニメ185作品、エピソード数では9100本にも達する。そうしたなかには『ドラゴンボール』や『999』、『スラムダンク』など大ヒット作品が多数含まれている。
 今回、こうした作品の多くが配信されることは、事業を進めるうえで大きな優位性を持つ。

 今後、アニメ番組の配信サービスをする動画配信企業は、自社のラインナップを充実させるために「東映アニメBBプレミアム」を組み込むことが必須となるだろう。一方で、そうした番組販売の窓口の拡大は、「東映アニメBBプレミアム」の利用者の伸びに直結する。
 東映アニメは、今回の新VOD事業の開始で次年度に6億円、次々年度には10億円の売上高を見込んでいる。

/東映アニメーション 
《animeanime》
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