8月30日からイタリアで開催される第63回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に日本から大友克洋監督の実写映画『蟲師』と今敏監督のアニメ映画『パプリカ』が公式出品されることが決定した。 今年で32回目を迎えるヴェネチア国際映画祭は、ベルリン国際映画祭、カンヌ映画祭と並ぶ世界3大映画祭として知られている。今回のコンペティション部門の公式出品作品は、映画祭のオープニング作品にも選ばれた米国のブライアン・デ・パルマ監督の『ブラック・ダリア(The Black Dahlia)』を初めとする21作品。 およそ2週間弱の映画祭会期中にこれらの作品が次々と上映され、金獅子賞などを目指した賞レースを繰り広げる。