アニメからゲーム、CG、映画、キャラクターまで、日本の中小企業、個人事業のクリエーターの育成を目指した東京コンテンツマーケット2006の開催概要が7月5日にオープンした公式サイトで発表された。 今年で5回目を迎える東京コンテンツマーケットは、これまで東京・丸の内の東京フォーラムで開催されていたが、今年は六本木の六本木ヒルズ森タワーに移転し10月27日、28日に開催する。同時期の10月21日から29日に六本木ヒルズでは、東京国際映画祭の開催も予定されている。 今年は映画のマーケット機能の強化を目指す東京国際映画祭と、若いクリエーターのビジネス支援を目指す東京コンテンツマーケットの連動性が高まりそうである。 また、今年からコンテンツマーケットの目的であるクリエーターと企業のビジネスマッチングを強化するべく、新たにコンテンツ業界を代表するプロデューサーが集まったTCMコーディネーターの制度を設ける。コーディネーターがビジネス展開のアドバイスを行うことでクリエーターのビジネスチャンス拡大を支援する。 TCMコーディネーターには、GDHのCOO内田康史氏やギャガ・コミニケーションズの河井信哉氏ら6人が選ばれている。 また、新しいコンテンツを求める企業を集めたTCMサポーターズも設置される。さらに、コンテンツマーケット開催に先駆けたスキルアップセミナーの新たな開催や例年通りのTCMアワードの選出など、今年は例年以上に出展者サポートの充実ぶりが目立つ。 その出展者も同時に募集が始まっている。しかし、ビジネスチャンスの拡大が期待できるうえ、参加費用が無料であるため出展枠80小間はかなりの激戦になりそうだ。コンテンツマーケットは、出展希望者は作品を通じた審査を行うとしている。 東京コンテンツマーケットによれば審査の基準は、「来場者にとって魅力的な作品かどうか。独創性や市場性に優れ、かつ発展性の高いもの」としている。/東京コンテンツマーケット2006 /東京国際映画祭
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