松戸バンダイミュージアム終了 栃木へ移転(6/20) | アニメ!アニメ!

松戸バンダイミュージアム終了 栃木へ移転(6/20)

 2003年7月から千葉県・JR松戸駅前でバンダイグループが運営してきた「バンダイミュージアム」が、2006年8月31日で松戸での営業を終了する。
 営業終了は栃木県壬生町で来年オープンに向けて開発中の「おもちゃのまちバンダイミュージアム」の移転のためであり、しば

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 2003年7月から千葉県・JR松戸駅前でバンダイグループが運営してきた「バンダイミュージアム」が、2006年8月31日で松戸での営業を終了する。
 営業終了は栃木県壬生町で来年オープンに向けて開発中の「おもちゃのまちバンダイミュージアム」の移転のためであり、しばらくの間バンダイミュージアムの公開は休止することになる。

 これまでバンダイミュージアムは、都市近郊型のテーマパーク型の施設として愛されてきた。しかし、移転後は今までよりスケールアップした観光地型のテーマパーク施設となりそうだ。また、現在展示されているガンダムミュージアムの展示品の一部は、今年3月に完成した静岡県静岡市の「バンダイホビーセンター」に移される。
 「バンダイホビーセンター」は、バンダイのフィギア分野の工場だが、こちらも申込み制で広く見学者を受け入れおり展示品も充実している。

 バンダイミュージアムは、開設当初からガンダムを初めとするバンダイ作品の世界が楽しめる施設として大きな人気を集めてきた。ガンダムの胸像などのある「ガンダムワールド」や「ワンダータウン」、「キャラクターワールド」、ガンダムなどにちなんだユニークなメニューで話題を呼んだカフェ「プロムナード」などからなる。
 また、シアターB-oneでの特別上映を出発点としたガンダムシリーズ『機動戦士ガンダム MS IGLOO ―1年戦争秘録―』などイベントも豊富であった。

 首都圏では三鷹の森ジブリ美術館や杉並アニメーションミュージアムと並ぶアニメがテーマとされた数少ない観光地で、オタク・アニメ関連のツアーのなかにも組み込まれることが多かった。
 より充実した施設を目指すための移転ではあるが、首都圏で手軽に行けるアニメ関連施設がなくなり、多少残念である。
 
/バンダイミュージアム公式サイト 
/バンダイホビーセンター 

《animeanime》
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