アニメ版NANA 新作DVDが707円の衝撃(4/27) | アニメ!アニメ!

アニメ版NANA 新作DVDが707円の衝撃(4/27)

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 人気マンガのアニメ化で話題を呼び、日本テレビ系で放映中の『NANA』のDVD第1弾が7月7日に発売を開始する。販売日の7月7日は『NANA』のタイトルに合せているが、販売価格もゴロ合わせの707円(税込)と新作アニメDVDとして破格の低価格になっている。
 77日間限定スペシャル価格(その後は1890円(税込み))となるが、DVDの安値競争に巻き込まれることの少なかった新作アニメDVDでは大胆な試みである。

 この価格は従来のアニメファンでなく、より広い一般層に『NANA』を届けるというマーケティング戦略と無関係でない。従来の少数のファンに高額でDVDを購入してもらうのでなく、安価で売るかわりに一般層に大量に売り、稼ぐわけである。
 つまり、一般層が買いたくなる価格として1890円がある。さらに707円という格安で1巻目を買わせることで、2巻目以降の販売につなげようとしている。

 しかし、そこにはビジネス上のリスクもある。一番は、アニメDVDは価格を下げるだけ販売枚数を伸ばすことが可能かという点である。つまり、アニメDVDが大量に売れないのは価格だけの問題でないからだ。
 また、別の危険はアニメDVDの価格に対するファンの不信感を増幅させる可能性である。もともと一般DVDソフトに対するアニメDVDの高価格は、熱心なファンを当てにする高値維持との批判も大きい。
 例えビジネスモデルは違ったとしても、『NANA』がスペシャルプライス707円で販売出来るなら、ほかのアニメDVDもそれが可能でないかと考える人は多いだろう。今回の試みが国内の実写映画や海外で行なわれているDVD販売単価の引き下げ競争のきっかけになるかもしれない。

 もともとアニメ版『NANA』は、夜11時半から放送という深夜アニメとしては異例の早い時間帯の放送を行っている。例え人気作品であっても、ある年代以上の一般層にとってはアニメ化というだけで敷居が高くなるのが現在のアニメビジネスの現実である。
 今回の価格設定や放映時間は、こうした壁を越えようとする大きなチャレンジである。もし、成功すれば、新たな巨大マーケットがそこに広がっているのは確かだ。

/アニメ版NANA公式サイト(日本テレビ)   
/アニメ版NANA公式サイト(VAP)

/コミック版NANA公式サイト 
/映画版NANA公式サイト 
/ゲーム版NANA公式サイト 

《animeanime》
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