コンテンツ企業と大学生の就職人気(4/14) | アニメ!アニメ!

コンテンツ企業と大学生の就職人気(4/14)

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 就職情報誌リクルートは、2007年3月大学・大学院卒業予定者2万人以上を対象にしたアンケートをもとに「大学生の就職志望企業ランキング」を発表している。ランキングによれば、広告代理店や放送局、出版社といった広義のコンテンツ関連企業が例年の通り人気を集めている。

 コンテンツ業務を手掛ける会社では、広告代理店電通の5位が最高である。同じく広告代理店の博報堂は7位、アサツーDKが20位となっている。しかし、電通や博報堂の事業に占めるアニメや映像制作の割合は必ずしも大きくない。これは広告代理店の人気といってよいだろう。
 同様のことは11位のフジテレビや60位のNHK、61位のテレビ朝日などのテレビ局を中心とした大手マスメディアも同様である。

 そう考えるとアニメ・マンガ・ゲームの領域で人気トップの企業は、玩具を中心にキャラクタービジネスを行う16位のバンダイになる。バンダイは製造業のみでは人気トップ10にも入り、キャラクタービジネスが大学生の意識のなかでもニッチでないことを示している。
 さらに24位の集英社もマンガ出版が中心のため、この分野の人気企業といえるだろう。

 しかし、実際の制作に携わる映像制作会社・アニメ制作会社・ゲーム制作会社は、企業規模が小さいこともあり、ランキングの中にはあまり姿を見せていない。会社規模が小さいことに加えて募集人員も少ないことで、学生の第1希望から外れるのだろう。
 コンテンツ制作会社の中では、ゲーム関連企業に比較的人気が集まっているようだ。任天堂88位、ナムコ90位、コナミ130位といった具合である。日本IBMが153位であることを考えれば、ゲームソフト会社は人気企業といっても良さそうだ。

 学生の人気と企業規模や業績が一致しないことは、人気企業ランキングではしばしばみられる現象だ。こうした例で面白いのは、商業専門店4位、総合275位に入ったアニメイトの人気である。
 同社の総合275位は、ユニクロを展開するファーストリティリングと同じ順位。アニメイトグループの年間売上高はおよそ400億円だが、ファーストリティリングの連結売上高は約3800億円である。

アニメ・ゲーム・マンガ関連業務を持つ主な企業の人気順位
電通(5)、博報堂(7)、フジテレビ(11)、バンダイ(16)、講談社(19)、アサツーDK(20)、三菱商事(23)、集英社(24)、ソニー(29)、オリエンタルランド(31)、伊藤忠商事(45)、NHK(60)、テレビ朝日(61)、任天堂(88)、TBS(91)、ナムコ(90)、小学館(95)、コナミ(130)、カプコン(224)、アニメイト(275)

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