アニメーション・オブ・ザ・イヤーに鋼の錬金術師(3/25) | アニメ!アニメ!

アニメーション・オブ・ザ・イヤーに鋼の錬金術師(3/25)

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 3月25日、東京国際アニメフェアで開催された第5回東京アニメアワードで、『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』が、2005年の最も優れた作品を選ぶアニメーション・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。
 同作品は、ほかに原作賞にマンガ原作者の荒川弘氏が、音楽賞に同作品の作曲の大島ミチル氏が選ばれている。2005年のアニメ・シーンの中心に『鋼の錬金術師』があったことを印象づける受賞である。

 『鋼の錬金術師』の制作はアニメスタジオのBONESが手掛けているが、同社の別の作品『交響詩編エウレカセブン』も多くの賞を受賞し、BONESの現在の勢いを感じさせた。
 『エウレカセブン』はテレビ部門の優秀作品賞を始め、脚本賞で佐藤大氏、キャラクターで吉田健一氏が受賞をしている。7部門からなる個人賞のうち4つまでが同社の関連作品からであった。
 
 このほか個人部門賞では、監督賞に『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』の富野由悠季氏が、美術賞では『蟲師』の脇威志氏、声優賞では『ブラック・ジャック』の大塚明夫氏が受賞をした。
 作品部門の優秀作品賞TV部門3作品には、『蟲師』と『ブラック・ジャック』、劇場映画部門2作品に『名探偵コナン 水平線上の陰謀』と『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』、海外劇場部門には『Mr.インクレディブル』が選らばれた。
 
 また、オリジナルビデオ部門には、『鴉‐KARAS‐』と『戦闘妖精雪風』選出されている。『鴉』は、3DCGと2Dの融合を高いレベルで表現したことが評価されている。
 『雪風』の大倉雅彦監督は、昨年完結した同シリーズはシリーズ開始から完結まで、制作期間が足掛け5年にも及んだことに触れた。今回の受賞はそのご褒美に思っていると述べた。

 全体に『鋼の錬金術師』や『機動戦士Zガンダム』、『エウレカセブン』などの人気と作品のクオリティーを兼ね備えた作品が受賞をした順当な結果だといえる。一方で、『鴉』や『戦闘妖精雪風』、『蟲師』といった、一般的な露出は少ないが評価の高かった作品への目配りのきいたものでもある。

 東京国際アニメアワードは公募作品部門と審査委員会が事前にノミネート作品を選ぶノミネート作品部門からなる。ノミネート部門は商業作品が中心、公募部門はインディペンデントやアート系の作品が中心になっている。

/東京国際アニメフェア 
/東京アニメアワード 

アニメーション・オブ・ザ・イヤー
『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』
テレビ部門/優秀作品賞
『交響詩編エウレカセブン』、『ブラック・ジャック』、『蟲師』
劇場映画部門/優秀作品賞
『名探偵コナン 水平線上の陰謀』、『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』
オリジナルビデオ部門/優秀作品賞
『鴉‐KARASU‐』、『戦闘妖精雪風』
海外劇場部門/優秀賞
『Mr.インクレディブル』
監督賞:富野由悠季 『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』
原作賞:荒川弘 『鋼の錬金術師』
脚本賞:佐藤大 『交響詩編エウレカセブン』
美術賞:脇威志 『蟲師』
キャラクターデザイン賞:吉田健一 『交響詩編エウレカセブン』
声優賞:大塚明夫 『ブラック・ジャック』
音楽賞:大島ミチル 『鋼の錬金術師』

《animeanime》
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