アカデミー賞はウォレス ハウル受賞逃す(3/6) | アニメ!アニメ!

アカデミー賞はウォレス ハウル受賞逃す(3/6)

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 3月5日、アメリカ映画界最大のイベントであるアカデミー賞受賞式が行なわれ各賞が発表された。長編アニメーション部門では、スタジオジブリ制作、宮崎駿監督の『ハウルの動く城』がノミネートされ期待を集めていた。しかし、同賞には、イギリスのクレイアニメーションでニック・パーク監督の『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』が選ばれた。
 『ハウル』はアカデミー賞を逃し、3年ぶり2回目の日本アニメのアカデミー賞受賞にはならなかった。

 今回は、アニー賞を含めて事前の賞レースの多くを『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』が獲得しており、当初からアカデミー賞長編アニメーション部門の最有力候補とされていた。そうした点から、順当な受賞であったといえるだろう。

 『ハウルの動く城』については、宮崎駿監督のこれまでの業績を高く評価する一方で、同作品が宮崎監督の最高傑作とは言い難いとの論評が米国のメディアで見られた。『ウォレスとグルミット』は作品の力強さとクレイアニメーション技術に対する評価が高く、事前の予想を引っくり返すことが出来なかったといえる。
 それでも、『ハウル』の2Dアニメーションの技術に対する評価は非常に高かった。興行的には必ずしも大成功とは言えない『ハウル』がアカデミー賞の最終候補として競り合ったのは大健闘いえる。また、それだけ宮崎監督の名前が、ハリウッドにおいてメジャーになっているとも言えるだろう。

 早くも来年の話になってしまうが、2006年は現在のところ日本アニメがアメリカで大規模な公開をされる予定はない。また、2006年はディズニーに買収されたピクサーの『Cars』を始め、アメリカの大手スタジオによる大作3DCGアニメーションが目白押しである。
 このため来年は、日本アニメのアカデミー賞レース参加の可能性は少なそうである。今年のような『ウォレスとグルミット』、『コープス・ブライド』といった伏兵が現れなければ、『Cars』を中心とした3DCGアニメーションの争いになりそうだ。

 さらに再来年を見渡した場合は、スタジオジブリの新作『ゲド戦記』や世界配給を予定しているフジテレビとGONZOの『ブレイブストーリー』などが控えている。再び、日本アニメとアカデミー賞が話題になるのは、再来年かもしれない。

/ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!公式サイト 
/アカデミー賞協会 

/ゲド戦記監督日誌 
/ブレイブストーリー公式サイト 
《animeanime》
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