日本映像学会アニメーション研究会開催(3/5) | アニメ!アニメ!

日本映像学会アニメーション研究会開催(3/5)

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 3月18日に土曜日14時半から、日本大学文理学部百周年記念館にて、日本映像学会のアニメーション研究会の発表がされる。日本映像学会は、既存の媒体を対象とする学問的研究を超えてな討論と研究の場をつくり出すことを目的としている研究団体である。
 アニメーション研究会は、そのなかでも特にアニメーションに焦点をあて、幅広い領域からアニメーションを研究し、定期的な研究の発表を行っている。発表内容は一般的にふれる機会の少ない学問としてのアニメーションが様々な観点から取り上げられている。

 今回の発表内容のひとつめは、独自のアニメーション手法を(Wool-Mation)を生み出した木村光宏氏が、そのアニメーションに至るまでをテーマとした『私なりのアニメーションの軌跡~Wool-Mationに至るまで』である。
 また、原田央男氏は、アニメーションやまんがの歴史のなかで共通体験が生み出した、新作のなかでのパロディやオマージュという“歴史”の引用が二次創作物としても成立しているような現状を検討し、テレビアニメーションに今何が起きているのかを考察する。『二次創作物(ファンアート)化するテレビアニメーションの現状』を発表する。
 津堅信之氏の『日本のアニメーション研究史の様相』は、これまであまり省みられることのなかった昭和初期から始まるアニメーション研究の流れ、主な研究者の業績、そして現在に至る成果と問題点について整理する。
 日本のアニメーション研究が既に昭和初期から始まっているとする同氏の研究は、大変興味深い。また、こうした研究を通してアニメーション研究の今後を問うものとしており、アニメーション研究という論点からも貴重なものになりそうだ。

研究表題
木村光宏氏(日本アニメーション協会会員・日本アニメーション学会会員・ACV)
『私なりのアニメーションの軌跡~Wool-Mationに至るまで』
津堅信之氏(大阪芸術大学非常勤講師)
『日本のアニメーション研究史の様相』
原田央男氏(フリーライター・日本アニメーション学会理事、日本アニメーション協会会員、東京工芸大学・非常勤講師)
表題:『二次創作物(ファンアート)化するテレビアニメーションの現状』

上記発表は学術目的の学会発表のため、参加には事前の申込みが必要になります。

/日本映像学会
《animeanime》
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