中国政府 アニメ取入れた実写映画も規制(3/2) | アニメ!アニメ!

中国政府 アニメ取入れた実写映画も規制(3/2)

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 中国のラジオ・テレビ、映画などを統括する国家広播電影電視総局は、新たにアニメーションシーンを取り込んだ海外実写映画の輸入・放送の規制に乗り出した。
 これは、国営新華社通信が伝えたもので、2月15日に政府より発表されたものである。これまで中国においては、海外のアニメーション作品に厳しい放送の総量・放映時間の規制がかけられていた。今後は、アニメーション作品に加えて、アニメーションシーンを含んだ実写映画も規制の対象となる。

 こうした規制は、国内アニメーション産業の保護・育成を目指す政府の方針によるものだろう。実写とアニメーションのどこで明確に区分するかは難しい。しかし、映画に出てきるキャラクターがCGや2Dのアニメーションであれば、規制の対象になるようだ。
 よく知られるように、中国政府はアニメーションを初めとするゲーム、映画といった国内コンテンツ産業の育成にかなり力を入れている。
 このため各地方には、コンテンツ関連の産業基地や関連大学などが急激に増えている。一方で、競争力の弱い国内制作会社に制作したアニメーションの放映の可能性を広がる側面支援も行っているわけである。

 また、中国政府は、海外映画やアニメーションの輸入・放送規制を導入して、国内映像産業の活性化に成功した韓国の成果に強い関心を示しているとも言われている。このため、海外作品の流入規制による産業の保護・育成策は今後もしばらく続く可能性が高い。

 しかし、こうした中央政府の方針が、各省・各都市の放送局のレベルでどの程度実行されるかは未知数である。国家広播電影電視総局は、昨年6月にもゴールデンタイムの海外制作アニメーションの規制を発表したが、厳格に運用されていないとの見方もあるからである。

/国家広播電影電視総局 
《animeanime》
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