初の米国産アニメ? カッパ・ミッキー放映開始(2/7) | アニメ!アニメ!

初の米国産アニメ? カッパ・ミッキー放映開始(2/7)

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 日本アニメと日本文化をパロデイーにして話題を呼んでいるアニメーション『カッパ・ミッキー Kappa Mikey』が、2月25日からアメリカで放映を開始する。
 放映するのは、アメリカではMTV系列の大手子供チャンネルのニックトゥーン、世界レベルではニッケルオデオン・インターナショナルとなる。アメリカでは、金曜日と土曜日のゴールデンタイムに放映するなど、かなりの力の入れようだ。

 物語は、往年の日本の人気アニメの主役に抜擢された主人公が、作品の人気を復活させつつも日本のカルチャーギャップに悩むというコメディーもの。ニッケルオデオンの元、アメリカのアニメーション制作会社アニメーションコレクティブが全編を手掛ける。
 こうした作品が大手放送局の目玉作品にされていること以上に面白いのは、この作品がアジア以外で制作された米国産初の『ANIME』として大きく宣伝されていることだ。
 日本アニメ以外のアニメーションが『ANIME』になるのかといった問題は、ここでは深くふれない。しかし、少なくともこの作品の制作者たちは、これがアニメだと考えているようだ。また、アジア以外の国で初めての『ANIME』と言うからには、韓国産や台湾産のアニメは前提として存在するのだろう。

 公式サイトで見る限り、当初公開されていたフラッシュアニメーションのトレラーよりも作画は大幅にクリーナップされている。主人公以外のキャラクターは、確かにアニメ的ではある。
 しかし、これをアニメと呼ぶべきかどうか、正直、何とも言えない。それは観る人の判断に任されるだろう。

 ニックトゥーンは、『スポンジボブ』や日本アニメからも影響を受けたとされる『AVATAR』などの人気アニメーション多数放映している大手子供チャンネルである。アメリカの子供向け市場に対する影響力は強い。
 しかし、これまで日本アニメは、ほとんど放映していない。そこで、今回、日本アニメより先に日本アニメのパロディアニメが大々的に売り出されるという奇妙な事態になっている。

 だが、これは現在のアメリカの放送局の日本アニメや「ANIME」に対する一般的な考え方を反映してもいるのだろう。つまり、アメリカの放送局が欲しいのは、マニア受けする日本アニメでなく、大衆受けする日本アニメ風の作品「ANIME」というわけである。
 そして、実際に日本アニメ風を取り入れたとされる『テーンタイタンズ』や『トータリー・スパイズ』が広い人気を獲得していることがそれを証明しているだろう。

/カッパ・ミッキー公式サイト 
/ニックトゥーン 
/アニメーションコレクティブ 
《animeanime》
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