実際のノミネートからオスカー受賞までだが、当面の注目であるノミネート作品は予備選考(アカデミー賞選考の対象となる映画)が15作品以下であれば3作品、16作品以上の時に5作品となる。現在、10作品が対象となっているとヴァラエティは述べている。今後さらに6作品を候補にというのはきついハードルであろう。 昨年は、インド映画の『仏陀の伝説:The Legend of Buddha』や韓国映画の『ワンダフルデイズ』を含めても11作品で、ノミネート作品は3作品であった。今年も仮に昨年と同じく3作品だとすれば、ハリウッドで評価の高い宮崎監督といえどもノミネートに残るにも厳しい競争が待ち受けていそうである。