世界のアニメーションの1/3は中国で生産(11/9) | アニメ!アニメ!

世界のアニメーションの1/3は中国で生産(11/9)

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 中国の有力雑誌である北京週報のオンライン日本語版によると、昨年(2004年)に世界で生産されたアニメーション番組のおよそ1/3が中国で制作されたアニメーションだという。
 これは、先日成都で開催された中韓日文化フォーラムの中国文化省産業局長が明らかにしたもので、昨年中国で制作されたアニメーションは約2万8千分、海外からの委託制作の約3万分を含めると、世界のアニメ生産の約1/3になるという。さらに、別の業界関係者によれば中国の民間企業のアニメーションの制作は、3年前の50%から63%まで増えてきている。
 北京週報は、さらに現在、マンガやアニメと連携した日本のアニメ関連商品の売上高は90億ドルあまり、米国のアニメーション作品とその関連商品の売上高は50億ドルあまり、さらに韓国がそれに次いでいるとしている。中国はこうした国々と差はあるが発展の余地は高いと主張をしている。

 実際に、中国ではアニメーション番組の生産量の急増にもかかわらず、現地でのアニメーション番組を放映する放送局の急増により現地の需要に追いついていない状況であると報告されている。
 北京週報によれば昨年の中国国内のアニメの生産量がおよそ6万分、今年制作が許可されたアニメ制作は20万分である。仮に、許可されたアニメーション全てが制作されれば、それだけで世界のアニメーション生産量は前年比70%増、中国アニメーションの世界シェアはおよそ6割と一気に世界最大のアニメーション生産国となってしまう。
 人的、資金的な制約があり実際の制作が計画通りには行かないとしても、少なくとも単純なアニメーションの生産量に関する限り、数年以内に中国が世界一のアニメーション生産大国になる可能性は非常に高い。
 日本アニメやマンガの質の高さは、大量生産と厳しい過当競争の中で生まれて来ている。ならば、中国もまたそうした競争の中から、優れたアニメーション作品を生み出すのだろうか。可能性はあるだろう。しかし、それはまた中国政府の掲げる健全なアニメーションの奨励という制約がいつまで続くかとも関係しているだろう。

/北京週報 
北京週報の記事 /中国のアニメ制作量、世界の約3分の1に

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