アニメーション神戸賞に『星を継ぐ者』などが決定(9/16) | アニメ!アニメ!

アニメーション神戸賞に『星を継ぐ者』などが決定(9/16)

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 今年で第10回目を迎える第10回アニメーション神戸賞が発表された。アニメーション神戸賞は、過去1年間で最も優れたアニメーション作品、個人を選ぶ6部門と特別賞の7部門からなっている。今年の作品賞は劇場部門に『機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-』、テレビ部門に『巌窟王』、パッケージ部門(DVD)に『トップを狙え2』がそれぞれ選ばれた。
 『機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-』は5月に公開されたばかりだが、アニメーション神戸賞の対象期間が前年8月から本年7月がとなっているためである。おそらく、『星を継ぐ者』は公式に授賞した最初の賞だと思われる。今回の授賞理由は、富野由悠季監督が自ら失敗作と考える作品にあらためて向き合い優れたエンターテイメントを作り出したためとしている。また、『巌窟王』については、スタイリッシュな画面と物語の力の両方が存在することを授賞の理由としている。

 アニメ創作活動における斬新さや独創的な活動を行なった個人を対象とするアニメーション神戸個人賞では、現在放映中の人気アニメ『エウレカセブン』や『キングゲイナー』のキャラクターデザインの作画監督を務めた吉田健一氏が選ばれた。
 長年、日本アニメーションに尽くした人物を表彰する特別賞は、竜の子プロダクションの設立者のひとりで、『科学忍者隊ガッチャマン』や『マッハGOGOGO』、『みなしごハッチ』を生み出した九里一平氏となった。
 さらに、ネットワークのインタラクティブ性を評価する作品賞ネットワーク部門に『まゆとろ THE TOON』が、主題歌賞であるラジオ関西賞からは『ネギ・ま!』の主題歌である「ハッピー☆マテリアル」が選ばれている。

 アニメーション神戸の審査委員には、審査委員長にアニメディアの編集長の織田氏を筆頭に、アニメージュ、ニュータイプ、週刊アスキーといった雑誌の編集長が並んでいる。さながら日本のアニメ雑誌によるアニメ賞の様相を呈している。
 そのためか、あまりマニアックにならず、かつ押さえるべきところを押さえる極めて真っ当な選出になっているように思える。『ハウルの動く城』でも『マインドゲーム』でもなく、『星を継ぐ者』を選ぶことの出来る審査委員の普通の感覚を評価したい。


/第10回アニメーション神戸 
/劇場版機動戦士Zガンダム公式サイト 
/巌窟王公式サイト 
《animeanime》
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