杉井氏、富野氏、りん氏ら京都精華大学教授に | アニメ!アニメ!

杉井氏、富野氏、りん氏ら京都精華大学教授に

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 京都精華大学はこれまでの芸術学部を再編し、2006年から新たにマンガ学部とデザイン学部を新設する。なかでも、アニメーションのクリエーター養成に特化したマンガ学部アニメーション学科はアニメーション分野での新たな教育のあり方として注目されている。
 そのアニメーション学科の教授陣が、このほど京都精華大学より発表された。学科は6人の教授と2人の客員教授となり、教授には『銀河鉄道の夜』の監督で知られる杉井ギザブロー氏、音響監督で多くの実績を持つ明田川進氏(2008年就任予定)、作画監督としての実績の多い小川博司氏、『キテレツ大百科』監督などを手掛けたくずおかひろし氏、ピーマンハウス代表の中田実紀雄氏、CGアニメーションに実績のある前田庸生氏が就任する。また、客員教授には『機動戦士ガンダム』の監督として著名な富野由悠季氏と『銀河鉄道999』の監督で知られたりんたろう氏が就任する。 

 各分野から幅広い人選を行っている一方で、杉井氏や富野氏、りん氏と世間に広く名前の知れた監督を並べた豪華な教授陣となっている。アニメーション分野のクリエーター教育というとこれまで、映画学科やCGアニメーションといった製作技術面からのアプローチが中心であった。しかし、マンガ学部の中に属している京都精華大学では、ストーリーマンガの影響もあるせいか物語作りや演出という視点が大きく取り入れられているようである。
 今回教授及び客員教授に招かれたくずおか氏、杉井氏、富野氏、りん氏はアニメ監督分野で大きな業績を残している。また中田実紀雄氏はプロデューサーであり、全体に美術分野だけでなく、作品製作といったプロセスを重視した布陣になっている。

 それはマンガ学科とは別に設けられるマンガプロデュース学科の教育にも現れているだろう。この学科では創作活動や文化や社会現象のではなく、マンガの編集、プロデュース、批評などマンガに関わる仕事を学ぶことを目指している。これまでにクリエーターやコンテンツプロデューサーを育成する大学・大学院の教育は増えてきているが、マンガ分野の仕事に特化した大学教育機関は数少ない。マンガプロデュース学科では、小学館で少年マンガ誌の編集に携ってきた熊田正史氏ら主にマンガ編集分野の教員をそろえている。

/京都精華大学マンガ学部
《animeanime》
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