MOMAの日本アニメ特集 | アニメ!アニメ!

MOMAの日本アニメ特集

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 米国の近現代美術の殿堂として知られているニューヨーク近代美術館(MOMA)が、『Anime!!』と題した、日本アニメの連続上映会を開催中である。上映会は、MOMAの映画・メディア部門の企画で、7月10日に既に始まっており9月まで続く。

 この企画は、近年、米国の若い世代に注目されている日本アニメを特集したものであり戦後の日本アニメの代表作を集中的に上映する。とりわけ、リミテッドアニメーションと呼ばれる動きが少なく低コストなアニメ制作の体制の中から、日本アニメが独自の表現スタイルを作り出したことやマンガがアニメに対して与えた影響に注目している。
 こうしたことから上映作品は、長編劇場作品だけでなくテレビ作品を多く取り上げ、通常は美術館ではあまり上映されることない作品も多く含んだ豊富なラインナップになっている。作品の一覧は様々な意味での1950年代以降の主要なアニメ作品の一覧になっている。

 MOMAではこの6月にも、『宮崎駿と高畑勲:マスター・オブ・アニメーション』という宮崎駿と高畑勲の業績を追う企画で二人の代表作の中から集中的に日本アニメの紹介を行っている。また、その企画では『ハウルの動く城』のプレミア試写会が行われ、宮崎駿監督も出席したことで話題を呼んだ。この企画はスポンサーとしてディズニースタジオが加わっていたが、今回の『Anime!!』の企画にもMOMAと国際交流基金に加えてディズニースタジオがスポンサー加わっていることが注目される。
 前回の企画には『ハウルの動く城』のプロモーションの意味も含まれていたように感じるが、今回の展覧会は幅広い日本アニメの紹介でディズニースタジオにはあまり利害関係がない。既に2Dアニメーションから撤退したディズニーではあるが、文化としての日本アニメにはそれ相応の敬意を持っているのかもしれない。

上映作品
『火の鳥』、『AKIRA』、『乱馬1/2』、『うる星やつら』、『るろうに剣心』、『クレヨンしんちゃん』、『銀河鉄道999』、『わが青春のアルカディア』、『鉄腕アトム』、『ドラゴンボール』、『僕の地球を守って』、『少女革命ウテナ』、『彼氏彼女の事情』、『SAMURAI7』、『サムライチャンプルー』、『ケロロ軍曹』、『新世紀エヴァンゲリオン』、『不思議なメルモ』、『ロボットカーニバル』、『攻殻機動隊』、『鉄人28号』、『機動戦士ガンダム』、『FLCL』

/ニューヨーク近代美術館
/国際交流基金 
/ディズニースタジオ 
《animeanime》
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