Anime Expo2005 参加者33,000人突破 | アニメ!アニメ!

Anime Expo2005 参加者33,000人突破

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 アニメエキスポ事務局によると、今年のアニメエキスポ2005(AX2005)の参加者は33,000人を超えた。昨年の入場者数の25,000人から31%増加になる。1992年に参加者1,750人で始まったコンベンションはその後一貫して入場者を増やし続け、開催から10年目の2001年に1万人を突破、その3年後に2万人を突破、2万人から3万人突破はわずか一年という急成長ぶりを見せている。
 米国のコンベンションは日本のイベントと違い、延べ人数でなく実数で入場者を計算するため日本式に延べ人数で計算すればほぼ10万人規模のイベントに成長していることになる。こうした急激な成長は、アニメコンベンションの入場者層が以前のディープなマニア中心から、もっと幅広いファン層に移って来ていることが大きい。
 会場の来客者は大学生からもっと若い高校生、中学生も多数見られ、家族連れも少なくない。2000年以降のアニメファン層の広がりが影響しているのだろう。しかし、そのため一般的に認知度の高いテレビで放映されている人気作品が高く注目される一方で、比較的マイナーな作品は注目され難くなっている。

 しかし一番の問題は、巨大化し過ぎたコンベンションの規模が足かせになりつつあることだ。北米のアニメ情報サイトAnime News Networkによれば2007年のAXの開催は、ここ数年の間AXの会場となってきたアナハイムコンベンションセンターでなく、同じカリフォルニア州でロサンゼルスに隣接するロングビーチのコンベンション会場になると言う。これは2007年のアナハイムコンベンションセンターが既に別のイベント予約で埋まっていることが理由だとされている。(注2006年はアナハイムで開催予定)
 ロングビーチでアニメエキスポが最後に開催されたのは2002年である。その際には、あまりにも多い参加者に企業出展ブースが混乱したため、入場制限を行い長蛇の列が出来たという経験がある。2002年の参加者15,000人から本年33,000人に達した入場者数をロングビーチの会場が収容出来るかについて不安が残る。
 しかし、アナハイムコンベンションセンターは米国西海岸最大のコンベンションセンターであるため、それに匹敵する会場を確保することはかなり難しい。上記以外には、毎年コミコンが開かれるサンディエゴ・コンベンションセンター、SIGGRAPHの開催されるロサンゼルスコンベンションセンターなどが考えられる。しかし、地元UCLA出身者などがスタッフの中心となっているためサンディエゴは遠過ぎるだろう。何よりも、そうした大規模なコンベンション会場は数が限られているうえ、アナハイムコンベンションセンターと同様に何年も前から会場が埋まっているケースが多い。
 アニメファンの増加と伴に拡大を続ける北米のアニメコンベンションであるが、既に今年は東海岸最大のコンベンションであるOTAKONが参加人数の制限に踏み切っている。AXのような大規模なコンベンションにとって大会運営自体以外に会場確保は今後も問題となるかもしれない。

/アニメエキスポ2005 
/Anime News Network 
/アナハイムコンベンションセンター 
/ロングビーチコンベンションセンター 
《animeanime》
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