ハウル 米国試写会に宮崎、鈴木両氏 | アニメ!アニメ!

ハウル 米国試写会に宮崎、鈴木両氏

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 『ハウルの動く城』の米国公開がいよいよ迫ってきた。6月10日の限定公開、そして後の6月17日からは全米に拡大公開される予定になっている。この公開に先立ってニューヨークとロスアンゼルスの2箇所でプレミア公開が準備されている。ニューヨークは、MOMA(ニューヨーク近代美術館)による宮崎駿氏と高畑勲氏の業績を振り返るシリーズ上映会の目玉として上映されることになる。
 この6月6日のMOMAでのプレミア試写会には、26日のディズニースタジオの発表によれば、日本から『ハウルの動く城』の宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサーの両氏が参加することが決まった。また、両氏以外にディズニースタジオ社長のディック・クック氏、女優のローレン・バコール氏、ジーン・シモンズ氏、エミリー・モティマー氏、映画監督のブライス・ダナー氏、作家のグロリア・スタイネム氏らが出席するなど豪華な顔ぶれとなる。

 一方、6月9日にロサンゼルスで行われるプレミア試写会はハリウッドのエル・カピタンシアターで行われる。エル・カピタンシアターはディズニーグループの旗艦劇場として知られている。この劇場でプレミア上映を行うことはディズニーが『ハウルの動く城』を重要視していることの現われであるともいえるだろう。エル・カピタンシアターでの上映は6月10日から19日まで続き、ハリウッドで1、2を争う劇場で『ハウル』が2週間に亘り上映されることになる。
 また、このほかサンフランシスコ近郊のバークレーでは、地元のカリフォルニア大学バークレー校にあるバークレ美術館の『アニメ芸術:スタジオジブリ(THE ART OF ANIME: STUDIO GHIBLI)』と題した上映シリーズの中でも公開に先立ち上映会が行われる。

 『ハウル』の全米での上映館数だが、当初700館から800館の劇場で公開とされていたが、現在のところ6月10日の限定公開(ニューヨーク、ロスアンゼルス、サンフランシスコ)以上の詳しい内容は公表されていない。しかし、の6月初めから23日までは、『ハウル』の配給を手掛けるブエナビズタはこれといった主要映画の上映の予定がない。6月24日からは、コメディー映画の『ハーヴィー』が全米公開の予定とされているが、特別強力な作品でないことから出足の動員数を見た上で柔軟に対応することが考えられる。
 少なくとも、今回は公開に合わせてのMOMAでの特集や、ジブリ関連のDVD発売を集中的に行うなど、ディズニーがこれまで以上に『ハウル』に力を入れており、宮崎作品としてこれまで以上の結果が期待出来そうである。より大きなヒットに繋がるかどうかは、今週より4000館を超える劇場でスタートしたドリームワークスの『マダカスカル』とどういった差別化がはかれるかにかかっている。

/ハウルの動く城公式サイト(米国) 
/MOMA(ニューヨーク近代美術館) 
/エル・カピタンシアター 
/UCB バークレー美術館 
《animeanime》
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